Watch & Jewelry
2015年3月30日
RADO|オールブラックのセラミックスモデルに注目!
RADO|ラドー
オールブラックのセラミックスモデルに注目!
Text by OPENERS
英国きってのプロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソン。彼がデザインを手がけた腕時計「r5.5」がいま、デザイナーや時計愛好家をはじめ、分野を超えた多くの人びとから注目されているという。
ジャスパー・モリソンがウォッチブランド「ラドー」とのコラボレーションをはじめたのは2007年。これまで、ラドーの創業50周年記念モデルとなる「セラミカ クロノグラフ」のリモデリングやウォッチボックスのパッケージデザインなどでコラボレーションを重ねてきたが、この「r5.5」で彼は初のウォッチデザインを披露した。
「r5.5」はオールブラックのセラミックスと、余分なものを削ぎ落としたシンプルなデザインが目を惹く腕時計だ。スクエア型にモデル名の起源でもある半径5.5ミリの曲線をもたせたのがジャスパー・モリソンならではの特徴。この自然でなめらかなラインにこそ、ジャスパー・モリソンが自身のデザインにおいて掲げてきた「スーパーノーマル」の世界観が投影されている。
またこの時計はブレスレットにもぜひ着目したい。ブレスレットをケースの延長線上と考えることで、ブレスレットには幅が徐々に狭められていくデザインを採用。セラミックスのリンクを少しずつ減らしたラインにくわえて、ケースとブレスレットの連結箇所につけられたネガティブカーブが快適な装着感を約束する。
同コレクションからは3針モデルとクロノグラフが登場。ライフスタイルにあわせて、自分だけの「r5.5」を見つけたい。