Watch & Jewelry
2015年3月30日
GIRARD-PERREGAUX|「ヴィンテージ1945 XXLクロノグラフ」が誕生
GIRARD-PERREGAUX│ジラール・ペルゴ
名作コレクションの2012年モデル
「ヴィンテージ1945 XXLクロノグラフ」が誕生
角型時計の名作として絶大な人気を誇るジラール・ペルゴの「ヴィンテージ1945」コレクションから、2012年モデルの「ヴィンテージ1945 XXLクロノグラフ」が誕生した。
Text by YANAKA Tomomi
人間工学を考慮し、快適な着け心地を実現
アールデコへの賛辞として1995年に復刻された「ヴィンテージ1945」コレクションに、今年あらたなモデルがくわわった。ジラール・ペルゴが貫きつづけてきた20世紀初頭の芸術的遺産を、新作「ヴィンテージ1945 XXLクロノグラフ」が再び呼び覚ます。
時計の心臓部でもあるムーブメントは、自社製自動巻きのキャリバーGP03300-0064を搭載。緩やかな曲線を描き、幾何学的なアールデコのイメージを核にデザインされたケースは、ピンクゴールドもしくはステンレススティールを採用する。張り出したシルエットのケースは人間工学を考慮し、快適な着け心地を実現した。
ダイヤルフェイスは、ブルースティールの針がアクセントとなったふたつのクロノグラフカウンターが互いに向き合い、バランスの妙を際立たせるほか、アラビア数字の植字インデックスは、クラシックウォッチを彷彿させる優雅さを感じさせる。
サファイアケースバックからは、スイスの自社工房でデザインから製造、組み立てまでおこなわれた精巧なメカニズムが顔を覗かせ、ハンドメイド仕上げのゴールド製ローターが揺れ動く姿を心ゆくまで楽しむことができる。
アールデコにオマージュを捧げながらもモダンな雰囲気をまとう「ヴィンテージ1945 XXLクロノグラフ」。一目見れば、200年以上つづくメゾンだからこそ表現できる美しいデザイン、優雅さ、技術的ディティールを体感することができるだろう。