Watch & Jewelry
2015年3月25日
HAMILTON|ハミルトンが紡ぐタイムレスな魅力
HAMILTON|ハミルトン
時代を牽引しつづけるパイオニア・スピリット
1892年にアメリカで創業し、アメリカの躍進を影で支えてきた老舗ブランド、ハミルトン。初期に手がけた高精度の懐中時計により、鉄道時計ブランドとして絶大なる信頼を獲得。20世紀に入ってからも、同社の信頼性の高さが航空界に伝わり、1919年にはアメリカ発の航空便飛行の公式計時に採用され、26年には初の北極上空のフライト成功にも同行したという歴史をもつ。
鉄道や航空機、軍との密接な関係だけではない、ファッションやライフスタイルとの深い関係──120年という長い年月にわたって営まれてきたブランドだからこそ生み出せる、クラシシズムとモダニズムを絶妙に融合させたかのようなタイムレスな魅力が、いまのハミルトンにはある。それは、いままで積み重ねて膨大なアーカイブがあるからこそ、成し得るものなのかもしれない。
まだまだ私たちが知らないでいる、ハミルトンの魅力とは? 今年、120周年を迎えたブランドの姿に、ここであらためて迫る。
アメリカはペンシルバニアにある街、ランカスター。ニューヨークから車で片道2、3時間ほどの場所にあるこの街が、ハミルトンが生まれ、そしてその歴史を積み重ねていった土地である。ここであらためてブランドのルーツ、そしてそのパイオニア・スピリットとにふれる。
60年以上にわたり400本以上の映画作品に登場してきたハミルトン。今回取材するのは、ハミルトンがハリウッド・ライフ・マガジン社と共催している、プロデューサーやディレクター、小道具や衣装デザイナーなど、映画製作の創造にかかわるクリエイターを称える「ビハインド・ザ・カメラ・アワード」だ。ハリウッド映画界をも魅了しつづける、ハミルトンの魅力とは?