TRAVEL|創業150周年を迎えたモナコの名門ホテル「モンテカルロSBM」
TRAVEL|モナコならではの華やかなイベントが目白押し
創業150周年を迎えたモナコの名門ホテルグループ「モンテカルロSBM」
ラグジュアリーなリゾート地として知られるモナコ公国で一番古く、格式ある名門ホテルグループ「モンテカルロSBM」が150周年を迎えた。その記念すべき年を祝うべく、7月上旬にはあらゆる感性を集結させたフェスティバル『フェット・デ・ソン』が開かれ、ロッド・スチュアートのコンサートやスペシャルなディナーなどで訪れたひとたちを魅了した。
Text by YANAKA Tomomi
マネの名作絵画がテーマのスペシャルディナー
いまから150年前の1863年、フランソワ・ブランにより、前身であるソシエテ・デ・バン・ド・メールが創業されたことにはじまるモンテカルロSBMの歴史。当時のモナコ公国シャルル3世が土地の開発をフランソワ・ブランに依頼し、カジノやホテル、社交場となるレストランが建設されたほか、海辺の立地を生かしたタラソテラピーも設けられるなど、世界ではじめての統合型リゾート開発を成功させた。
150年にわたり、ラグジュアリー・ツーリズムとして多くのゲストを魅了してきたモンテカルロは、その記念すべき年を祝し、年間をつうじてさまざまなイベントを開催。レストランのスペシャルメニューや記念のカクテルが登場するほか、これまでにモンテカルロを訪れた著名人のスナップや芸術、建築、音楽、そして映画にまつわる夢が綴られたコンセプトブックも発行された。
そして、クライマックスといえるのが、7月5日、6日に開かれたフェスティバル『フェット・デ・ソン』だ。世界的に著名なシェフのアラン・デュカスとモンテカルロのシェフたちが創立年とおなじ1863年に描かれたマネの名作『草上の昼食』をテーマに、スペシャルディナーを創作。ガーデンデザイナーのジャン・ミュにより、芝生や葡萄が広がる田園風景に姿を変えたカジノ広場で、おしゃれなピクニックが繰り広げられた。
その後オペラ・ガルニエでは、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、天才との呼び声高いピアニストのラン・ラン、シャーリー・バッシー、ジャズとポップスを融合した音楽で知られるジェイミー・カラムを一堂に集めたスペシャルコンサートも開催。
さらに翌6日も伝説的ロックスター、ロッド・スチュアートのコンサートなどで、モナコの夏の風物詩モンテカルロ・スポルティング・サマーフェスティバルの開幕とホテルのあらたなか門出を祝した。
今後も世界有数のワインカーヴとして知られるオテル・ド・パリにある貴重なボルドーワインのグラン・クリュ150種をグラスで楽しむことができるなど、モナコならではの華やかなイベントが目白押しのモンテカルロ。7月31日(水)までは、日本語サイトオープンを記念し、1組2名にモナコの旅が当たるキャンペーン「モナコでセレブ体験」も実施されている。こちらもチェックしてみたい。
モナコでセレブ体験
http://contest.montecarlosbm.com/en/dream-stay-in-monte-carlo
モンテカルロSBM オフィシャルサイト
http://jp.montecarlosbm.com/
問い合わせ
モンテカルロSBM 日本オフィス
Tel. 03-5413-7046