MOVIE|ゴールデンウィーク恒例「イタリア映画祭2013」を今年も開催
MOVIE|2011年以降に製作されたバラエティ豊かな13本を上映
ゴールデンウィーク恒例「イタリア映画祭2013」を今年も開催
多くの映画ファンやイタリアファンにとってゴールデンウィークの恒例となった「イタリア映画祭」が今年も開催。4月27日(土)から29日(月・祝)と5月3日(金・祝)から6日(月・祝)に有楽町朝日ホールで新作映画13本が上映される。
Text by YANAKA Tomomi
大阪でも5月11日、12日に開催
「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年にスタートし、今年で13回目を数える「イタリア映画祭」。多くのファンに愛され、毎年1万人以上の観客が訪れるゴールデンウィーク恒例の大きな映画祭へと成長した。
これまでにも「イタリア映画祭」での上映をきっかけに『人生、ここにあり!』や『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』『ゴモラ』など多くのイタリア映画が日本で一般公開され、ヒットが生まれている。
そして、今年は2011年以降に製作された新作13本を上映。なかでも、傑作『輝ける青春』や『ペッピーノの百歩』で知られるマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督が、1969年にイタリアを震撼させた実際の大事件に挑む意欲作『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』や、カンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた『リアリティー』などが取り上げられる。
このほかにも、トニ・セルヴィッロ、エリオ・ジェルマーノ、ヴァレリオ・マスタンドレアらイタリアを代表する人気俳優が出演する作品、心温まるイタリアならではのコメディ、人気ミュージシャンが出演している作品などバラエティ豊かなラインナップとなっている。
さらに、昨年に引きつづき大阪でも5月11日(土)、12日(日)にABCホールで開催。7本の映画が上映されるという。
今年も魅力的な作品が揃い、日本でいち早く観ることができる「イタリア映画祭」。ゴールデンウィークは、笑いあり、涙あり、シリアスなストーリーありのイタリア映画三昧で過ごしてみてはいかがだろう。
「イタリア映画祭2013」
会期│4月27日(土)~29日(月・祝)、5月3日(金・祝)~6日(月・祝)
会場│有楽町朝日ホール
東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F
チケット│前売り 一般1400円、学生・60歳以上1300円
当日 一般1600円、学生・60歳以上1500円
問い合わせ│ハローダイヤル050-5542-8600
http://www.asahi.com/italia/2013/
「イタリア映画祭2013大阪」
会期│5月11日(土)、12日(日)
会場│ABCホール
大阪市福島区福島1-1-30
<上映作品>
『家への帰り道で』
監督│エミリアーノ・コラピ
2011年/83分
『天国は満席』
監督│カルロ・ヴェルドーネ
2012年/119分
『素晴らしき存在』
監督│フェルザン・オズペテク
2012年/105分
『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』
監督│マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
2012年/129分
『家の主たち』
監督│エドアルド・ガッブリエッリーニ
2012年/90分
『それは息子だった』
監督│ダニエーレ・チプリ
2012年/90分
『ふたりの特別な一日』
監督│フランチェスカ・コメンチーニ
2012年/89分
『日常のはざま』
監督│レオナルド・ディ・コスタンツォ
2012年/90分
『綱渡り』
監督│イヴァーノ・デ・マッテオ
2012年/100分
『赤鉛筆、青鉛筆』
監督│ジュゼッペ・ピッチョーニ
2012年/98分
『来る日も来る日も』
監督│パオロ・ヴィルズィ
2012年/102分
『司令官とコウノトリ』
監督│シルヴィオ・ソルディーニ
2012年/108分
『リアリティー』
監督│マッテオ・ガッローネ
2012年/115分