MOVIE|ジャーニーのボーカリスト、アーネルが誕生するまでを追った『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』
MOVIE|ジャーニーのボーカリスト、アーネルが誕生するまでのロック界のおとぎ話
ドキュメンタリー『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』
結成40周年を迎えたアメリカを代表するロックバンド、ジャーニーとフィリピン人ボーカリスト、アーネル・ピネダの身に起きた、ロック界のおとぎ話を追ったドキュメンタリー『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』が3月16日(土)から新宿ピカデリーほかで全国順次ロードショーされる。OPENERSでは公開を記念し、10名様にオリジナルステッカーをプレゼントする。
Text by YANAKA Tomomi
YouTubeで“発見”されたフィリピン人シンガー、アーネル・ピネダ
名曲「ドント・ストップ・ビリーヴィン」や、不朽の名バラード「オープン・アームズ」など1975年のデビュー以来メガヒットを連発し、全盛期には8枚のプラチナディスクを出すという大記録を打ち立てた不滅のロックバンド、ジャーニー。これまでメンバーの脱退や解散の危機に直面しても、メンバー交代をおこないながら困難を乗り越えてきた。
そして2007年、あらたなボーカルを探していたジャーニーがYouTubeでフィリピン人のシンガー、アーネル・ピネダを“発見”。本作では、アーネルがこれまで歩んできた人生と、いまの時代ならではのサクセスストーリーに光が当てられ、ドキュメンタリーとして映像化された。
苦労の連続の末につかんだアメリカンドリーム
2007年12月。ジャーニーのギタリスト、ニール・ショーンはあたらしいリードボーカルを探していた。理想の歌い手が見つからず、諦めかけていたそのとき、YouTubeでジャーニーの曲を歌うフィリピン人のアーネル・ピネダを見つける。
ハイトーンの歌声、そして驚くべき歌唱力に衝撃を受け、すぐさまアーネルに連絡を取るニール・ショーン。アーネルはまさかの電話に悪質ないたずらだと最初は取り合わなかったが、本当にニールだとわかるとすぐさま渡米。オーディションを受け、正式にジャーニーの新ボーカリストとして迎えられ、それは世界的なニュースとなった。
そんなアメリカンドリームをつかんだアーネルだが、これまでの人生は計り知れない苦労の連続だった。歌うことを教えてくれた最愛の母の死、一家離散、2年間もの路上生活──。
人生のすべてを歌に賭け、夢を諦めなかった不屈の精神とその類まれなる才能の物語は、見る者すべてに大きな希望を与えてくれるロック版“シンデレラ・ストーリー”だ。
『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』
オリジナルステッカーを10名様にプレゼント!
そしてOPENERS読者に朗報。本作のオリジナルステッカーを10名様にプレゼントします。ご希望の方は下記ボタンよりご応募ください。
応募締切|3月8日(金)正午まで
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たくさんのご応募ありがとうございました。
『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』
3月16日(土)新宿ピカデリーほかで全国順次ロードショー
監督・プロデューサー・脚本│ラモーナ・S・ディアス
出演│ジャーニー(ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン、ロス・ヴァロリー、ディーン・カストロノヴォ、アーネル・ピネダ)
配給│ファントム・フィルム
2012年/アメリカ/105分
© 2012 Everyman's Journey, LLC.