MOVIE|松岡茉優主演“Angle mini Movie”配信
Angle Pictures|アングルピクチャーズ
いつでも、どこでも、だれでも、PCやiPhoneから無料で視聴OK!
あたらしい映像のかたち“Angle mini Movie”
『砂時計』、『GANTZ』、フジテレビ月9ドラマ『ラッキーセブン』などを手がけた映画監督で脚本家の佐藤信介氏。彼が主宰するAngle Picturesのウェブサイトにて、8月20日(月)から東京・中目黒を舞台にしたmini Movieが配信。15分ほどの映像を1分程度のmini Movieに構成し、毎週2回(月・木を予定)配信する、あたらしいプロジェクトに注目したい。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
Vol.1のヒロインは、『鈴木先生』『桐島、部活やめるってよ』の松岡茉優さん
記念すべき第1回(vol.1 Mayu Kihara “NOTE”)は、中目黒近隣に住む女子高生マユが主役。これからの進路がまだ定まっていない彼女の、とある2日間の出来事を、全15回にわたって新進女優の松岡茉優さんが演じる。
あらたなプロジェクトを率いる佐藤信介氏は、「もともと短編映画を作るのが好きで。自主映画出身だということもあるのですが、プロになってからも折々自分で作っていました。今はネットでもそういうものを見せることができるということから、なにか小さな作品を作りつづけられないものかと、思っています。
大きな映画ではこぼれ落ちてしまうような小さな日常の小さなエピソードを、テレビでも劇場でもこぼれ落ちてしまうような、小さな映像作品にして作ってみたいし、いつでもどこでも、時間の隙間で見られるようにしたい。今回のミニ・ムービーは、そんな気持ちで撮った掌編です。
松岡さんは、演技のワークショップを見て、オファーしました。ご本人もとても独特で、普段おこなうようなオーディションだけでは分からない部分が見えて、ぜひにと思いました。このような小さな作品に、理解をもって出ていただけるか分からなかったのですが、快くやっていただけて。しかも松岡さんは、表情や仕草ひとつひとつに力があるなと思いました。
この作品にはセリフがまったくありません。そういう意味ではサイレント映画です。それでも、彼女の雰囲気や、気持ち、そしてキャラクターまでもが手に取るように分かる。松岡さんのそういう魅力が、この作品をしっかり支えています。思わず、何度も見直してみたい映像になったと思います」と語る。
mini Movie
配信開始日|2012年8月20日(月)
配信日|週2回(月・木)予定
※ Angle Pictures 公式twitterにて配信時におしらせ @AnglePictures
配信場所|Angle Pictures ウェブサイト(http://anglepic.com)
出演|松岡茉優、澤田拓
監督・脚本|佐藤信介
音楽|上田禎(『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞)
プロデューサー|小村幸司
協力|ヒラタオフィス
企画・製作・提供|Angle Pictures
佐藤信介|SATO Shinsuke
広島県出身。武蔵野美術大学在学中の94年、河津太郎と、Angle Picturesを立ち上げる。93年、脚本・監督を務めた16ミリ短編映画『寮内厳粛 (りょうないげんしゅく)』がぴあフィルムフェスティバル94(PFF94)でグランプリを受賞。
市川準監督『東京夜曲』(97年)で脚本、『LOVE SONG』(2001年)で監督メジャーデビュー。脚本作に『県庁の星』『春の雪』ほか。監督最新作に、『砂時計』『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』『GANTZ』『GANTZ PERFECT ANSWER』フジテレビ2012年1月期 月9ドラマ『ラッキーセブン』(シリーズ構成)など。
現在、新作『図書館戦争』撮影準備中、2013年GW公開予定。
アングルピクチャーズ
http://anglepic.com