DE&Iをテーマに新たな社会のあり方を考えるビジネス・カンファレンス「MASHING UP CONFERENCE vol.6」開催|EVENT
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2022年11月1日

DE&Iをテーマに新たな社会のあり方を考えるビジネス・カンファレンス「MASHING UP CONFERENCE vol.6」開催|EVENT

EVENT|MASHING UP CONFERENCE vol.6

テーマは“RESONANCE(共鳴しあう社会)”。「MASHING UP CONFERENCE vol.6」11月11日(金)渋谷にて開催

インクルーシブな未来を拓くメディア&コミュニティMASHING UP主催のビジネス・カンファレンス「MASHING UP CONFERENCE vol.6」が、2022年11月11日(金)、渋谷TRUNK(HOTEL)にて開催される。
第6回目となる今回のテーマは「RESONANCE(共鳴しあう社会)」。真の包摂と共創を実践するために、個人・企業・行政などの役割を越えてできることとは何かを考える。

Text by KODAMA Tomoko

海外の新鋭起業家2名によるキーノートスピーチも決定。DE&I、ESGの視点のプログラムを展開

MASHING UPカンファレンスは、対話と交流(=MASHING UP)を通じて、未来の社会やビジネスの形を探る体験型カンファレンスだ。これまでも、スピーカー・オーディエンスの垣根を超えた交流により、ビジネスアイディアやイノベーション創出の場を提供してきた。
今回のカンファレンスでは、近年ビジネスにおいて重要度が高まっているDE&I、ESGの視点で、企業の取り組みを知り議論を深められるセッションやワークショップを予定しており、順次発表予定だ。
過去の「MASHING UP CONFERENCE」の様子
また、今回のキーノートスピーチでは、海外の新鋭起業家であるテミー・ギワ=トゥボスン氏とマーラ・ゼペダ氏の登壇が決定。
テミー・ギワ=トゥボスン氏は、ナイジェリアの医療テックスタートアップ「LifeBank」の創設者兼 CEO。ブロックチェーンを活用し、血液や医療物資を安全かつスピーディーに現場に届けるプラットフォームを運営しており、ナイジェリア国内に加え、ケニアやエチオピアでもサービスを展開している。
マーラ・ゼペダ氏は、利益を第一に考え、事業拡大を優先する「ユニコーン企業」に対し、よりよい社会構築に寄与しつつ、持続可能な事業を営む企業として、「ゼブラ企業」という新たな概念を提唱。そのゼブラ企業の支援を行う「Zebras Unite」の共同創立者兼マネージングディレクターを務めており、現在その活動は6大陸25以上にまたがる。
左)テミー・ギワ=トゥボスン氏、右)マーラ・ゼペダ氏
カンファレンスでは、テミー・ギワ=トゥボスン氏が「社会のWell-being をつくる、ダイナミックなビジネス」を、マーラ・ゼペダ氏は「新しい世界の潮流をつくる」を、それぞれセッションする。
まさに参加者が今知りたいであろうテーマのセッションがいくつも予定されており、見識を広める良いチャンスになりそうだ。一部ではあるが紹介したい。
・DE&Iでつくる、強くしなやかな組織と新しい事業
日系大企業/外資系企業/新鋭スタートアップといった、規模もカルチャーも異なる組織においてDE&Iを推進するトップが登壇。組織構築や新規事業の創出においてDE&Iが果たす役割について考える。
登壇者|
夫馬賢治氏(ニューラルCEO)
早川陽子氏(リクルートDEI推進室長)
中村拓哉氏(Meety代表取締役)
松本笑美氏(デル・テクノロジーズESGエンゲージメントジャパンリード)
・包摂と共創。新しい資本主義
企業におけるダイバーシティを考える上で、ジェンダーの次のイシューは何か。ガバナンス構造、次世代の登用、性別役割分担とアンコンシャスバイアスが阻む組織の成長など、日本の企業に今後求められる視点を取り上げディスカッションをおこなう。
登壇者|
浜田敬子氏(ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長/AERA元編集長)
岡島悦子氏(プロノバ代表取締役社長)
青井浩氏(丸井グループ 代表取締役社長 代表執行役員CEO)
遠藤祐子(MASHING UP編集長)
・企業にとってのウェルビーイング
なぜ今、ウェルビーイングという言葉が注目されているのか。組織においてすべての人が存分に能力を発揮するためには、社員一人ひとりの心身の健康にも投資していく必要がある。エクイティをキーワードに、働く人のウェルビーイングを探る。
登壇者|
小原和也氏(ロフトワーク MTRL事業責任者)
篠田真貴子氏(エール 取締役)
スプツニ子!氏(Cradle 代表取締役社長)
・地域+企業+X=未来型ビジネス
日本が直面している高齢化・過疎・産業力低下や空洞化といった課題に、ビジネスはいかに立ち向かうべきか。地方と都市の関係性を再解釈し、地域の可能性を開拓することで、持続可能な未来型ビジネスを生み出すための糸口を探る。
加藤広大氏(amu代表取締役CEO)
入山章栄氏(早稲田大学大学院早稲田大学ビジネススクール教授)
林千晶氏(Q0代表取締役社長)
大松敦氏(日建設計代表取締役社長/社長執行役員)
・ESGは世界を救うのか
ビジネスのグローバルスタンダートになりつつあるといえる、ESG。果たしてESGは世界をどう変えるのか。世に溢れる“ESGウォッシュ”に陥らないために、企業はいかにその本質を見極め、事業に実装すべきか。識者によるディスカッションから学ぶ。
登壇者|
村上由美子氏(MPower Partnersゼネラル・パートナー)
シュミッツクリスチャン氏(PDIE Group創業者)
and more.
・DE&IリアルフォーラムWS
成長拡大を続ける組織になるには、DE&Iの理解と実践が不可欠。先進的な取り組みを行う企業の生きた事例から、DE&Iを本格的に経営の根幹に据えるために必要な視点や取り組みを探る。後半は参加者同士がディスカッションする、ワークショップの時間も設ける。
登壇者|
小木曽麻里氏(SDGインパクトジャパン代表取締役)
一木裕佳氏(セガサミーホールディングス執行役員サスティナビリティ推進室室長/セガサミービジネスサポート代表取締役社長)
日下部奈々氏(ソフトバンクSDGs推進室)
松本紗代子氏(キンドリルジャパン執行役員ストラテジックアライアンス事業部兼インクルージョン、ダイバーシティー&エクイティー担当)
山口有希子氏(パナソニックコネクト常務)
・スタートアップピッチコンテスト
環境/フェムテック/キャリアなど、様々な視点から社会に「RESONANCE(共鳴)」を生み出すスタートアップによるピッチコンテスト。新たな価値を生み出す起業家によるプレゼンテーションを通して、これからの社会やビジネスのかたちを考える。
金井芽衣氏(ポジウィル代表取締役)
二宮未摩子氏(TRULY代表取締役CEO)
小林恵梨子氏(リプレニティ代表取締役社長)
<審査員>
篠田真貴子氏(エール取締役)
榊原健太郎氏(サムライインキュベート代表取締役)
進藤かおり氏(パソナグループ 常務執行役員)
and more
企業のDE&Iを推進する担当者や、国内のDE&I先進企業の事例を知りたい、マネジメント業務においてDE&Iの視点を身に付けたいといったビジネスパーソンに最適な今回のカンファレンス。
DE&IやESGなどをテーマに、多彩な角度でこれからの社会を作るビジネスのあり方を考える機会だけでなく、業界を超えて横のつながりを生む、ネットワーキングの場も用意されており、参加者にとって充実した1日を過ごすことができそうだ。ぜひ、足を運んでみてはいかがだろう。
MASHING UP CONFERENCE vol.6
日時|2022年11月11日(金)12:00~19:00(予定)
会場|TRUNK(HOTEL) 東京都渋谷区神宮前5丁目31
主催|MASHING UP(株式会社メディアジーン)
予定されるコンテンツ|セッション、ワークショップ、ネットワーキングパーティ
チケット価格(会場参加+録画配信視聴)|19,800 円(税込)
イベントサイト|https://conference.mashingup.jp/
チケットサイト|https://2022-mashing-up-6.peatix.com
問い合わせ先

MASHING UP
https://www.mashingup.jp/

                      
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