東京二期会オペラ、リヒャルト・シュトラウス作曲『サロメ』上演決定|FEATURES
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2019年5月15日

東京二期会オペラ、リヒャルト・シュトラウス作曲『サロメ』上演決定|FEATURES


FEATURES|ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演


世界的演出家ヴィリー・デッカーによる
圧倒的な舞台でオペラ『サロメ』を楽しむ


東京二期会が、ハンブルク州立歌劇場との共同制作となる『サロメ』を、2019年6月5日(水)、6日(木)、8日(土)、9日(日)に東京文化会館で上演する。

Text by OZAKI Sayaka





東京二期会が贈るオペラ『サロメ』




ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演 サロメ



オスカー・ワイルドの戯曲をオペラ化した、R.シュトラウスによる『サロメ』。

物語は、王宮の宴席から始まる。義父ヘロデ王の卑猥なまなざしに嫌気がさし、宴席を抜け出すサロメ。すると、井戸の底からヘロデによって幽閉された預言者ヨカナーンの声が聞こえてくる。その声に魅了されたサロメは、衛兵隊長に井戸の蓋を開けるよう命じる。井戸から出てきたヨカナーンは、サロメの誘惑をものともせず、ヘロデと王妃ヘロディアスの近親婚の罪を糾弾し続ける。

サロメを追ってきたヘロデは、執拗にサロメに踊りを所望し“望むものは何でも与える”と誓うヘロデの言葉に、サロメは身にまとった7枚のベールを1枚ずつ脱ぎ捨てながら妖艶に踊るのだった。舞の後、ヘロデはサロメに何を所望するかと訊ね、サロメは「銀の皿に盛ったヨカナーンの首」と答える。

サロメは、預言者ヨカナーンに拒まれた結果、彼の首を求めるという、




純潔ゆえの倒錯した欲望をもつ悪魔的な少女として描かれ、シュトラウスによる極彩色の音楽に彩られた、かつてない狂気をはらんだドラマが展開される。

この『サロメ』は、ドイツを代表する歌劇場のひとつ、ハンブルク州立歌劇場との共同制作。演出は、ザルツブルク音楽祭やメトロポリタン・オペラといった世界的なオペラ・シーンで活躍し、多大な尊敬とともに熱狂的な支持を集めるヴィリー・デッカー氏。指揮には、世界中の一流歌劇場に登場し、フランクフルト歌劇場の音楽総監として君臨するセバスティアン・ヴァイグレ氏。歌手には、メトロポリタン歌劇場デビュー以来欧州で活躍する世界的ソプラノ森谷真理と、圧倒的なスケールと美声の田崎尚美のダブル主演が実現。聴き応えのある二期会歌手陣の饗演をぜひ堪能してほしい。

ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演 サロメ

東京二期会オペラ劇場
ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演『サロメ』

日程|2019年6月5日(水)、6日(木)、8日(土)、9日(日)
時間|6月5日(水)18:30、 6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00、開場は開演の1時間前
会場|東京文化会館 大ホール
料金|6月5日(水)・6日(木)平日スペシャル料金/S席1万5000円、A席1万3000円、B席1万円 C席8000円、D席6000円、学生2000円
6月8日(土)・9日(日)/S席1万7000円、A席1万4000円、B席1万1000円、C席8000円、D席6000円、学生2000円
※学生席は二期会チケットセンター電話のみの取扱い
※未就学児入場不可




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