LOUIS XIII Chapter 7 ルイ13世を楽しむための特別なひととき
LOUIS XIII|ルイ 13世
Chapter 7 アンバサダーディナー
ルイ13世を楽しむための特別なひととき
本物を求める日本のおとなたちに向け、最高のコニャック ルイ13世の魅力を発信するために選ばれた13人のアンバサダー。彼らがルイ13世を愉しむために集まったのは、六本木にある「グランド ハイアット 東京」のレストラン「フレンチ キッチン」。みずからもアンバサダーでもある「グランド ハイアット 東京」副総料理長ダヴィッド・ブラン氏が腕をふるい、さらに話題のゲストも登場した、シークレットなひととき。
Text by MATSUO Dai
Photographs by IGARASHI Takahiro
一夜かぎりの特別な空間
この日、「グランド ハイアット 東京」2階にあるレストラン「フレンチ キッチン」にある特別な一室、シェフズ テーブルに錚々たる面々が集まった。ドイツの最先端キッチンメーカー、ブルトハウプ社製の美しいキッチンで、シェフがその日の賓客のためだけに腕をふるうというこの個室。集まったのは、ルイ13世のアンバサダーやレミーコアントロージャパンの田中社長をはじめとしたルイ13世の魅力を世の中に伝えるという特別な役割を持つ人びと。
ルイ13世はいうまでもなく、40年から100年の熟成を経た原酒から生まれた最高のクオリティを持つコニャック。そして、その香りや味わいは他の追随を許さない、唯一無二の酒。しかし、アンバサダーの役割は、ただルイ13世をすばらしいコニャックだと伝えることだけではない。ルイ13世のある空間を心からたのしみ、その魅力の深淵を知り、違いのわかる本物の大人たちにルイ13世のたのしみかたを提案するのもその使命だ。
感動を伝えるのがアンバサダー
料理をふるまったのは「グランド ハイアット 東京」の副総料理長にして、ルイ13世アンバサダーでもあるダヴィッド・ブラン氏。ルイ13世を心から愉しむために、日本各地からフランス各地から取り寄せた最高の食材をフレンチのひと品に昇華させていった。
食事の最後に最高の余韻をもたらす、ディジェスティフとしてのルイ13世を引き立たせるために、料理とマリアージュされたのは、シャンパーニュ、パイパー・エドシック。しかも「レア・ヴィンテージ」と呼ばれるもの。特に作柄の良い特徴のある年にできたワインだけでブレンドが行われた逸品だ。2002年、1998年、1988年ヴィンテージを経て、メインディッシュに使われたのは、30年以上のときを経て、もはやシャンパーニュという枠にとどまらない、芳醇な香りと味わいを持つ1979年ヴィンテージが登場した。
そんな存在感のあるヴィンテージもののシャンパーニュから得られた感動は、食後に登場したルイ13世によって、さらに大きなものとなった。ソースにルイ13世を忍ばせたデセールと、ルイ13世の衝撃的なマリアージュに、会場は最高にヒートアップ。部屋全体を芳醇な香りが占拠し、幸せなときが流れた。ルイ13世がもたらした、非日常的な世界。13名のアンバサダーたちは、この日受けた感動をより多くの人びとに伝えるべくこれから、さまざまなフィールドでその魅力を伝えていただく。そして、このOPENERSでも彼らのルイ13世に対する想いを今後も伝えていくので、楽しみにお待ちいただきたい。