EAT|バナナの理想がギュッと詰まった超高地栽培「地球育ち しあわせバナナ®」が発売
LOUNGE / EAT
2015年4月9日

EAT|バナナの理想がギュッと詰まった超高地栽培「地球育ち しあわせバナナ®」が発売

EAT|石川次郎×佐藤オオキの“バナナ”トークショーも開催

バナナの理想がギュッと詰まった「地球育ち しあわせバナナ®」新発売

ゆっくり噛みしめると口の中でバナナ特有の甘いアロマが広がり、しっかりと濃い果肉の歯ごたえも楽しめる ―― 「チキータバナナ」で知られ、フルーツの輸入・販売を手がける「ユニフルーティー ジャパン」。このたび、オリジナルブランドとしてはじめて展開する超高地栽培バナナ「地球育ち しあわせバナナ®」が、伊勢丹新宿店 地下=生鮮食品売場ほかにて、毎日数量限定、1パック3本入り2160円で発売になったのを記念して、ネーミングを担当した雑誌『POPEYE』『Tarzan』の創刊・編集長を務めた石川次郎氏と、パッケージデザインを担当したデザインオフィス「nendo」代表・佐藤オオキ氏のトークショーが開催された。

Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)

高地で大きくふっくら育ったバナナ

「地球育ち しあわせバナナ®」は、バナナの世界的産地、フィリピン・ミンダナオ島の標高1000メートル以上の高地で栽培された超高地栽培バナナで、わずか約0.185パーセントという厳選された農園だけで生産されている。

バナナを熟知したユニフルーティーが安定的に生産できると考えていた、バナナ栽培の限界標高である800メートルよりも高い農園で大きくふっくら育ったバナナに、専用の追熟加工を日本の職人がほどこし、中心部までしっかりと糖化させることを実現した。この地球育ち しあわせバナナ®は、品質はもちろん、フィリピンの自然環境や生態系、労働者に配慮した持続可能な農業を考えて作られ、バナナの理想を具現化している。

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

バナナはいまも幸せな気分にしてくれる――石川次郎

この超高地栽培バナナを「地球育ち しあわせバナナ®」のネーミングを担当した石川次郎氏は、今回のパッケージデザインをおこなった佐藤オオキ氏とのトークショーの冒頭で、「このバナナのネーミングを依頼されたとき、すぐ“しあわせバナナ” と決めました。バナナは僕の世代(1941年生まれ)にとって戦後日本中が貧しいとき、本当に憧れたものです。バナナを一本手にすると、とても幸せな気分になったことに当時の思い出に由来します」と語った。

「そのネーミングを、まさか佐藤オオキさんが引き継いでくれるとは」という石川氏の話を受けて、佐藤オオキ氏は「“しあわせバナナ” という、シンプルですが本質を伝えるネーミングから、このバナナをどう語るかを考えました」とつづける。

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

バナナ自身に語らせよう――佐藤オオキ

「生育環境にもこだわっているバナナで、高価といっても桐箱には入れられないので(笑)。ならばシールをデザインしてしまおうと思いました。シールをめくると、このバナナのうんちくが語られ、パッケージを広げるとバナナの葉状になり、裏面に詳しい説明が掲載されています」と佐藤氏。

石川氏は、「本当に佐藤さんの発想はすごいね。1983年に『ブルータス』を創刊して、64号目に当時では画期的な、一冊丸ごとデザイン特集を組んで、編集班をイタリアに送り込んだとき、幸いにもデザイン界の巨匠、ブルーノ・ムナーリにインタビューできたんです。彼は、“オレンジジュースのパッケージの最高傑作はオレンジそのものだ” と語った。この地球育ち しあわせバナナ®のパッケージを見て、その言葉を思い出しました」と絶賛した。

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

地球育ち しあわせバナナ|伊勢丹

地球育ち しあわせバナナ®
内容量|1パック3本入り
希望小売価格|2160円
販売店|伊勢丹新宿店 地下=生鮮食品売り場ほか
販売数量|毎日数量限定

ユニフルーティー ジャパン お客様相談室
0120-830-720
(受付時間9:00~17:00 土・日・祝日は除く)
http://www.unifrutti.co.jp/

           
Photo Gallery