EAT｜台湾発、本場の味と空間を日本へ

Chun shui tang｜春水堂
EAT｜台湾発、本場の味と空間を日本へ

タピオカミルクティー発祥の人気カフェチェーンが日本初上陸

タピオカミルクティー発祥の店として台湾で人気のカフェチェーン「春水堂（チュンスイタン）」が待望の日本初上陸。7月27日（土）に1号店を代官山にオープンする。今後3年間で首都圏を中心に30店舗の出店を目指すという。

Text by KUROMIYA Yuzu

「お茶マスター認定制度」を導入するなど本格派

1983年に創業した春水堂は、タピオカミルクティーの発祥の店として本場台湾で国民的な人気を誇るカフェチェーン。日本人観光客にもファンが多く、連日行列が絶えない。

時代に合わせた革新的なお茶の飲み方を開発するほか、お茶の文化継承と美味しさを追求するため、「お茶マスター認定制度」を導入。テストに合格した社員のみ、客に提供するドリンクを作ることが許されるという仕組みだ。

また、鮮度を保つための品質管理も徹底されており、香辛料、フレーバー、防腐剤を使わず、無添加のタピオカを使用。風味豊かな天然キビ砂糖使用したシロップは自社で手がけるなど、お茶を愛する人の健康にも配慮している。

日本1号店は、石と木と緑にこだわったシンプルで洗練された外観。店内にはアジアンモダンを基調にリラックスできる空間が広がる。

メニューは、もちもちのタピオカの食感と香り高い紅茶をブレンドした元祖「タピオカミルクティー」をはじめ、鉄観音の焙煎の香りと滑らかなミルクフォームが一体となった「鉄観音ラテ」、愛玉（アイユイ）ゼリーとジャスミンを組み合わせた「愛玉ジャスミンレモンティー」など、あたらしいスタイルのお茶メニューも充実。ドリンク17品、フード7品が揃い、テイクアウトも可能だ。