EAT|パリジャンを虜にした人気のコンフィチュール、上陸!|ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール
La Chambre aux Confitures|ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール
EAT|全仏から集められた職人10名が作る
パリジャンを虜にした人気のコンフィチュール、上陸!
その名も「ジャムのお部屋」という「ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール」は、上品でフルーツの味わいを引き出すほどよい甘さと、魅惑で美食なパリらしい組み合わせのコンフィチュール。パリジャンの心を虜にしている専門店だ。
Text by KUROMIYA Yuzu
多彩な料理に活用できる100種類以上の品揃え
オーナーでありデザイナーのリズ・ビアンネメ氏が、「美食通り」として注目を浴びているパリ9区のマルティーユ通りに、2011年9月オープンしたコンフィチュール専門店「ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール」。
全仏から集められたスペシャリスト10名が作るジャムは、100%天然でフルーツの自然の甘みやうまみが凝縮。保存料や着色料は一切使用していない。ジャムのバリエーションは100種類以上と豊富で、チーズ用、肉料理、フォアグラなど、料理にも使えるすぐれものだ。素材本来の味わい、職人による手仕事生産、こだわりぬいた品質が瞬く間に人気を呼び、2012年6月にはパリ3区に2号店がオープンする。
リズ・ビアンネメ氏が「絶対に工場で大量生産したものはあり得ない。職人の手仕事による質の高いものに限定する」と言い切る妥協を許さない姿勢も、人気の理由だろう。今後は、フランスのみならず、日本やニューヨークなどにも出店計画を立てているという。日本には今年1月に初上陸を果たし、期間限定でバーニーズ ニューヨークやBALS TOKYO、valveat81などで取り扱われている。
そして5月上旬には、リズ・ビアンネメ氏が来日。パンに合わせるだけではなく、料理やお菓子などにも使えるパリジャンスタイルのコンフィチュールの楽しみ方や、テイスティングタイムなど、コンフィチュールの世界をたっぷり堪能できるイベントが開催された。
パンやヨーグルトに合わせるのはもちろん、料理やデザート、チーズ&クラッカーと合わせてカナッペになど、幅広く活躍するコンフィチュール。ちなみに瓶からスプーンですくってそのまま食べるのもおすすめ。素材本来の味わいが口いっぱいに広がるのだ。