EAT|Blondel|スイスの老舗ショコラティエが銀座8丁目に世界初出店
Blondel|ブロンデル
EAT|スイスで創業160年の歴史を誇る老舗ショコラティエが、日本初上陸!
『Blondel Ginza』、銀座8丁目に世界初出店
美しい山々に囲まれた小国スイス・ローザンヌに産声をあげた「Blondel(ブロンデル)」。ヨーロッパを中心に世界中のファンを魅了しながら、創業以来、かたくなにスイスでのみ営業をつづけてきた老舗ショコラティエが、世界初出店の地として銀座に上陸。1月21日、銀座8丁目に2フロアからなる『Blondel Ginza(ブロンデル 銀座)』がオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
チョコレート誕生の歴史とともに歩んだブロンデル
ブロンデルの創業者エドリアン・ブロンデルは、1802年、ココアと砂糖で木片のような固形チョコレートをはじめてつくり出したスイス人のフランソワ・ルイ・カイエに、そして1829年、チョコレートにミルクをくわえ、ミルクチョコレートの制作に成功したスイス人のダニエル・ピーター・ケラーの両人のチョコレート製法を学び、1850年にローザンヌにショコラティエ「ブロンデル」を開店した。
以来ブロンデルは160年前とおなじ場所、おなじレシピでチョコレートをつくり続け、そのチョコレートは、現代にあってもっとも純粋で正統なチョコレートと称されている。
現在のマスターショコラティエであるバスチャン・ティボー氏は、ショコラメゾン「マイヤー」に17歳で弟子入りし、スイス各地でショコラティエやチーフパティシェとして経験を積んだのちに、2001年からブロンデルでマスターショコラティエとして製作に取り組んでいる。スイスの新鮮なミルクやナッツ、フルーツを使用して、ひとつひとつ大切にチョコレートをつくっているからこその人気だろう。
銀座8丁目に誕生した『ブロンデル 銀座』は、1階がショップで、2階がイートイン。1階では、量り売りの「マルトー」「トリュフ」「プラリネ」「コンフィズリー」といった、ブロンデル創業時から培われてきたレシピでつくるチョコレートを、豊富なラインナップで展開する。
2階では、15種類のホット&コールド ショコラショー(チョコレートドリンク)などのドリンク類や、ローザンヌの本店でも人気の15種類のチョコレートアイスクリーム、週替わりの味のちがいを楽しめるパンオショコラを気軽に味わえる。