BOOK|よみがえる20世紀のヴィーナス 『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』
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2015年5月13日

BOOK|よみがえる20世紀のヴィーナス 『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』

BOOK| 世界各国で翻訳があい次ぐ話題の書

待望の日本語版登場!

『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』

20世紀最大のアイコンにして永遠のセックス・シンボル、マリリン・モンロー。没後50年にあたり、マリリン本人の手記やメモ、詩を一冊にまとめた遺稿集の日本語版が、青幻舎から刊行された。

Text by IWANAGA Morito

本人直筆の手記を掲載

マリリン・モンローは1926年、ロサンゼルスに生まれた。1950年、端役で出演した『アスファルト・ジャングル』『イヴの総て』で注目され、以後10年間、多数の名作に出演しつづけた。『紳士は金髪がお好き』『お熱いのがお好き』『七年目の浮気』などの演技で人気を博したが、1962年、36歳で死去。その突然の死はセンセーショナルに伝えられ、真相はいまだ謎に包まれている。

「すべてのコインがそうであるように、彼女にはふたつの面があった。輝く金髪を波打たせる晴れやかで光に満ちた面。そして暗い面。自身を破滅に追い込む過度な完璧主義者の面である。『私のなかには灰色の側面がある。悲しい側面もある』マリリンはインタビューでそう答えている。」(編者まえがきより)

BOOK|よみがえる20世紀のヴィーナス 『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』02

BOOK|よみがえる20世紀のヴィーナス 『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』03

「魂の叫び」とも言える言葉をふくめ、これまで公開されることのなかった直筆メモや詩、手紙の100点あまりが収録。そこには、繊細にして知的、揺れ動くひとりの女性の心情が率直につづられている。内容だけでなくその筆跡からも、彼女がなにを思い生きてきたのかを垣間見ることができる。

全米で10万部のヒットを記録した話題の一冊。女優として、そして女として、懸命に人生を生きて、無垢な魂を抱きつづけたマリリンの素顔が浮かび上がる。いまもなお世界中の人々が彼女に魅了されるゆえんを、あらためて知ることができるだろう。

『マリリン・モンロー魂のかけら―残された自筆メモ・詩・手紙』
編著|スタンリー・バックサル、ベルナール・コマーン
翻訳|井上篤夫
発行|青幻舎
価格|2310円

           
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