イベントが広がりを見せるいま、改めて原点に立ち返る

「スマートイルミネーション横浜」とは、LED照明や太陽光発電などこれからの時代に不可欠な省エネルギー技術とアートを融合させ、あらたな横浜の夜景を生み出す光の祭典。国内外のアーティストが参加し、歴史的建造物などのライトアップや参加型インスタレーション、ワークショップなど、光をもちいた多彩なアートを披露する。

4度目となる今回のテーマは「Primary Light 語り合う光」。東日本大震災の年に生まれた「スマートイルミネーション横浜」。その背景には、あらたな環境技術を都市にインストールしていくことの重要性、そこにアートを介在させることによる可能性とともに、必要以上に明るくなりすぎた現代の都市景観への反省があったという。「スマートイルミネーション横浜 2014」では、こうした原点に立ち返り、都市と光、人と光の根源的な関わりに注目したコンテンツを展開。人と都市の豊かな語り合いの場を創出する。

また、今年は中国・泉州市、韓国・光州広域市との連携で実施される「東アジア文化都市 2014 横浜」事業として実施。日本、中国、韓国の作家が集い、環境演出型のプログラムや「ひかり遊び」を体験できるインタラクション作品など、多彩なイルミネーションプログラムを展開する。

さらに横浜市内での広域展開として、象の鼻地区を中心とする横浜都心臨海部、緑区に加え、金沢区、鶴見区、泉区などでも開催。各地区の市民団体・企業・大学などが主体となり、それぞれの地域性に応じたイルミネーションプログラムをおこなう。またイベントに合わせておこなわれるアワードも国際的な催しに拡大。「FutureCity Yokohama スマートイルミネーション・アワード 2014」として実施する。

スマートイルミネーション横浜実行委員会事務局
Tel.045-633-9660