ART|2部構成で展示、伊島 薫写真展開催中
LOUNGE / ART
2015年3月5日

ART|2部構成で展示、伊島 薫写真展開催中

「一つ太陽 – One Sun」&「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」
2部構成で展示、伊島 薫写真展開催中

銀座・BLD GALLERYでは伊島 薫写真展を開催中。
9月23日(水)までは、伊島氏が数年前からとりくんでいる太陽の一日の軌跡を追った新作「一つ太陽 – One Sun」
9月26日(土)からは、長期にわたり撮影しつづけている「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」の2部構成で展示される。

2つのテーマは対をなし、人間の生と死に対する伊島 薫の世界観が集約

現在開催中の「一つ太陽 – One Sun」は、ここ数年伊島氏が精力的に世界中のあらゆる場所に出向き、太陽の一日の軌跡を追ったシリーズ。
人間がコントロールすることのできない厳しい自然界に対峙し、魚眼レンズで日の出から日の入りまで一日かけて太陽の軌跡を追ったこのシリーズは、太陽の荘厳な美しさをたたえる彼の畏敬の念が写し出されている。

9月26日(土)から開催される「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」は、伊島氏が1993年から継続しているプロジェクトで、女優、モデルとコラボレーションを行い、“理想の死”のロケーション、服装、死に方などを綿密にセッティングし撮影した作品。
「“死”とは人間の“生”の一部である」と断言する彼の作品は、恐怖と紙一重に美しさが同居し、ジル・サンダーやアレキサンダー・マックイーンなど有名ファッションブランドを身にまとったモデルの死体姿はまるで映画のワンシーンのよう。

伊島薫「One sun」 Sentosa, Singapore ©Kaoru Izima

伊島薫「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」
Koike Keiko wears Gianni Versace, 2004 © Izima Kaoru

伊島氏はこのプロジェクトに取り組むうちに、自分自身がとても死を恐れているということを改めて自覚したと言い、その死の恐怖を克服するうえで、生きるためのよりどころとして自分自身のための宗教が必要だったとも語る。

「一つ太陽– One Sun」は、そうした死体シリーズの制作を通して、突き詰めてきたひとつの答えであり、どこの国でも平等に存在し照らし出す太陽は、彼にとっての神として提示される。

© Kaoru Izima

関連イベント(予定)  ※詳細はHP にて(www.bld-gallery.jp)

「一つ太陽 – One Sun」
9月23日(水)まで開催中
11:00~19:00 会期中無休
9月6日(日) アーティストトーク 伊島薫
9月16日(水) アーティストトーク 伊島薫×長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター)

本展に合わせてアーティストブック『One Sun』(Akio Nagasawa Publishing)が刊行された。
普及版 1890円(1,000部限定、ナンバー入り)
特装版 3万1500円(オリジナルプリント付、3種、各30部限定)

© Izima Kaoru

「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」
9月26日(土)~10月25日(日)
11:00~19:00 会期中無休
9月下旬 アーティストトーク 伊島薫×スペシャルゲスト
10月11日(日) アーティストトーク&ライブ 伊島薫×下田逸郎
10月18日(日) アーティストトーク 伊島薫

BLD GALLERY
中央区銀座2-4-9 SPP銀座ビル8F
Tel. 03-5524-3903
http://www.bld-gallery.jp

           
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