ART｜音で“札幌”を表現する『都市空間のサウンドコンペティション』

ART｜都市の公共空間にふさわしい音を募集

今夏開かれる『札幌国際芸術祭2014』。この開催にあわせ、札幌の公共空間にふさわしい音を世界中から広く募る『都市空間のサウンドコンペティション』を開催。3月31日（月）まで作品を募集している。

Text by YANAKA Tomomi

「都市」と「自然」をテーマに、7月19日（土）から9月28日（日）まで、72日間にわたり、札幌市内の美術館やモエレ沼公園などを舞台に繰り広げられる『札幌国際芸術祭2014』。ゲストディレクターには坂本龍一氏を迎え、多彩なアートイベントが繰り広げられるという。

芸術祭の開催にあたり、ゲストディレクター坂本龍一氏は、日本の都市に雑音が規制されずに垂れ流されているという事実をふまえ、公共空間における音の調査や整備を提案。それにあわせて、都市の公共空間にふさわしい音で演出しようとコンペティションが開かれる。

募集される作品は2つ。札幌市資料館に設置される3分以上の音の作品と、札幌国際芸術祭拠点に設置される3秒から15秒のサウンドロゴのような作品で、両者は音楽的に連動していることが条件だ。

受賞者に賞状と副賞の50万円が贈呈されるほか、芸術祭期間中には、坂本龍一氏による表彰やコメント、受賞者本人による作品解説も予定されている。また、コンペティション・ウェブサイトでは応募作品も随時公開されていくというからぜひチェックしてみたい。

『都市空間のサウンドコンペティション』

募集期間│2月1日（土）～3月31日（月）必着

応募資格│国籍、年齢、プロ・アマチュア問わず、誰でも

応募方法│SoundCloud（http://soundcloud.com/）へアップロードし、コンペティション・ウェブサイトで応募作品と作品URLを登録

公式HP│http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/sound/

国際芸術祭事務局

Tel.011-211-2314（受付時間　平日 8:45 ～ 17:15）