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ART
2015年4月3日
ART|大谷臣史写真展『The Country of the Rising Sun』
ART│季節をまたぎ撮影されたストックホルム郊外の風景
大谷臣史写真展『The Country of the Rising Sun』
オランダ・アムステルダム在住の写真家、大谷臣史(おおたに・しんじ)氏による写真展『The Country of the Rising Sun』が、12月6日(金)から12月28日(土)まで、港区・竹芝のギャラリー916で開催。スウェーデン・ストックホルム郊外の景色を切り取った作品が紹介される。
Text by YANAKA Tomomi
スカンジナビアの冬に降り注ぐ、シャープな日差しを捉えた作品など約50点
1972年に滋賀県で生まれ、日本での陶芸作家活動ののちにオランダに渡るという、ユニークな経歴をもつ大谷臣史氏。2007年にオランダの大学ヘリット・リートフェルトアカデミー写真科を卒業し、海外の写真展でのグランプリなどの受賞を重ねるなど、今後のさらなる活躍が期待されるフォトグラファーだ。
写真家の上田義彦氏がキュレーターを務める今回の展覧会では、ストックホルム郊外で季節をまたぎ3度に渡るロケで撮影したシリーズ『The Country of the Rising Sun』から、厳選された約50点が展示される。
まるで日本のニュータウンのような「どこでもないどこか」を思わせる、郊外の風景。スカンジナビアの短い冬に降り注ぐシャープな日差しを捉えた写真など、心のひだに残るような作品が並ぶ。
大谷臣史写真展『The Country of the Rising Sun』
会期│12月6日(金)~12月28日(土) ※日曜、月曜 (祝日を除く) は休廊
時間│11:00~20:00 ※土曜、祝日は~18:30
会場│ギャラリー916
東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F
Tel.03-5403-9161
入場料│一般800円、学生500円