ART｜銀座で開催される『パリを愛した写真家たち』
ART│パリの街と住人たちを愛した4人の写真家の競演
リコーイメージングスクエア銀座で『パリを愛した写真家たち』開催
パリを拠点に活動をおこなっていた4人の写真家、イジス、フィリップ・サルーン、ジャンルー・シーフ、ロベール・ドアノーの作品が競演する写真展『パリを愛した写真家たち』。8月14日（水）から9月8日（日）まで、銀座のリコーイメージングスクエア銀座8階のギャラリーA.W.Pで開かれる。
Text by YANAKA Tomomi
ウィットに富んだ33点
これまで多くのひとに親しまれてきた銀座の「リコーフォトギャラリーRING CUBE」が、8月1日からあらたに「リコーイメージングスクエア銀座」としてリニューアル。そして、一足先に4月に誕生した8階のラウンジスタイルのギャラリーA.W.Pでは、パリの日常を撮影してきた4人の写真家による33点が展示される。
紹介されるのは、1949年の雑誌『パリマッチ』創刊とともにフリーランスの写真家として活躍し、パリの輝きに満ちた様子を独特の詩情で捉えることで知られるリトアニア生まれのイジス（1911～1980年）や、写真家としてだけでなく、プリントアーティストとしても幅広く活躍するフィリップ・サルーン（1943年～）。
さらに、雑誌『ハーパース・バザー』や『ヴォーグ』など世界的なファッション雑誌で華やかに活躍したジャンルー・シーフ（1933～2000年）、フランスを代表する写真家として知られるロベール・ドアノー（1912～1994年）と、それぞれの独特なウィットとユーモアの効いた、選りすぐりの写真が並べられる。
ゆったりとしたソファが設けられ、シックな空間へと生まれ変わったギャラリーA.W.Pで、パリの街とパリに住むひとを愛したフォトグラファーたちによる写真世界を堪能したい。
写真展『パリを愛した写真家たち』
会期│8月14日（水）～9月8日（日） ※火曜定休
時間│11:00～20:00
会場│リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリーA.W.P
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F
Tel.03-3289-1521
入場料│500円