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ART
2015年4月7日
ART|現代美術のアートフェア『ART OSAKA 2013』
ART│ホテルの客室に展示されるアート作品
現代美術のアートフェア『ART OSAKA 2013』
ホテルの客室を舞台に、現代アートを展示、販売するアートフェア『ART OSAKA 2013』が7月20日(土)、21日(日)の2日間、大阪・梅田のホテルグランヴィア大阪で開催される。日本と韓国から52軒の現代美術ギャラリーが集結。ホテル26階がとびきりのアート空間へと変貌する。
Text by YANAKA Tomomi
52軒が出店するギャラリースペースのほか、多彩な小企画展も
今年で11回目の開催となる『ART OSAKA』はホテルの客室などにアート作品を展示するという、ホテルグランヴィア大阪恒例のアートイベント。今年は、2年に1度開催される『堂島リバービエンナーレ』や音楽フェスとアートフェスが融合した『SNIFF OUT2013』とも連動し、大阪の街を現代アートで染める。
今年は日本と韓国から52軒のギャラリーが出展。15軒のギャラリーは2室を使って、通常のブースのほか個展形式や企画展形式で展示する。さらに、小企画展も目白押し。また、近年欧米で再評価がされている「具体美術協会」で活躍する、関西出身の松谷武判、前川強、堀尾貞治、今井祝雄の4人に焦点を当てた『今を生きる具体美術の精神』も開催。
このほか、『ART OSAKA 2013』では、フランス・パリで63年の歴史を誇る、45歳以下を対象にした若手作家の公募展『ジュヌ・クレアシオン』と連携し、日仏間における若手現代美術家の相互交流プログラムをスタート。会場には同展から選出された優秀作品が展示される。『ジュヌ・クレアシオン』ディレクターのジェレミー・シャボー氏も来日するという。
ホテルの客室という、美術館とはひと味もふた味も違った空間で、現代アートを堪能できるアートフェア。多彩かつ多層的な作品を気軽に楽しみながら、気軽なギャラリー巡りでお気に入りの作品をみつけてほしい。