ART|『いくつもの夜をこえて ヨーロッパ発、絹の道、そして日本へ』
LOUNGE / ART
2014年12月25日

ART|『いくつもの夜をこえて ヨーロッパ発、絹の道、そして日本へ』

ART│2年をかけて歩いて横断したシルクロードの風景を展示

シャネル・ネクサス・ホールでフィリップ・ヴァレリー写真展

『いくつもの夜をこえて ヨーロッパ発、絹の道、そして日本へ』

フォトグラファーであり、ビジネスマンとしても活躍するフィリップ・ヴァレリー氏による写真展『いくつもの夜をこえて ヨーロッパ発、絹の道、そして日本へ』が、6月27日(木)から7月17日(水)まで銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開かれる。

Text by YANAKA Tomomi

16カ国を歩いてきたヴァレリー氏の旅の記録

1964年にフランス・マルセイユに生まれたフィリップ・ヴァレリー氏。幼いころからアジア、とりわけ日本の古い美術品などに囲まれて育ち、大学卒業後の1986~89年まで在大阪フランス総領事館に勤務するなど、東洋文化への深い造詣をもつ。

その関心はより広く世界を知りたいという想いへとつながり、ビジネスマンとしての道を歩みつつ、日本、アジア、南米へとさまざまなかたちで旅を重ねた。そして、1998年、シルクロードを踏破してみたいという壮大な計画を実現させる。

フィリップ・ヴァレリー写真展 02

その旅はセルビア、トルコ、グルジア、アルメニア、イラン、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン、中国など16カ国に及び、体験をまとめた著書『シルクロード紀行 いくつもの夜を越えて-絹の道に暮らす人々との出会いと別れ』は、ドイツ語と日本語にも翻訳されている。

今回の写真展では約2年をかけて16カ国を歩いてきたヴァレリー氏が各地で目にし、自身で捉えてきた旅の記録を展示。さらに約10年のときを過ごした国、日本で彼が出合い、カメラに収めた風景もあわせて紹介される。

「民族衣装や古来の食習慣、先祖からの伝統を守っている人々に会いたい」と歩きつづけたヴァレリー氏の想い溢れる写真の数々。絹の道をたどり、そして日本でヴァレリー氏が見たもの、感じたものとは。太古の昔から旅人たちが歩いたシルクロードを写真でたどる。

フィリップ・ヴァレリー写真展 03

フィリップ・ヴァレリー写真展
『いくつもの夜をこえて ヨーロッパ発、絹の道、そして日本へ』

会期│6月27日(木)~7月17日(水)
時間│12:00~20:00
会場│シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
Tel.03-3779-4001
入場料│無料

           
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