ART│3331 Arts Chiyodaで『土屋貴哉+アタカケンタロウ展「昨日はどこへいった。」』展
LOUNGE / ART
2014年12月4日

ART│3331 Arts Chiyodaで『土屋貴哉+アタカケンタロウ展「昨日はどこへいった。」』展

ART│イムラアートギャラリー東京の移転オープンを飾るインスタレーション

3331 Arts Chiyodaで『土屋貴哉+アタカケンタロウ展「昨日はどこへいった。」』展

これまで神楽坂にあったイムラアートギャラリー東京が5月11日(土)に千代田区にある3331 Arts Chiyodaに移転。そのオープニングを飾るインスタレーション『土屋貴哉+アタカケンタロウ展「昨日はどこへいった。」』が5月11日(土)から6月2日(日)まで開かれる。

Text by YANAKA Tomomi

ひとの知覚を巧みに操るふたりがみせる“昨日”を探す空間

イムラアートギャラリー 02

© Takayoshi TSUCHIYA + Kentaro ATAKA, 2013 Courtesy of imura art gallery

旧練成中学校を利用して2010年に開館した3331 Arts Chiyoda。館内にはアートギャラリーやオフィス、カフェなどが入居し、子どもから大人までが集う憩いの場に、あらたにイムラアートギャラリー東京が移転オープンする。

あらたな場所でのギャラリー再開にあたり、現在のヴィジュアルアートを扱うギャラリーとして、同じ1974年生まれであり、東京藝術大学大学院の同窓生でもある美術家の土屋貴哉(つちや・たかよし)氏と建築家のアタカケンタロウ氏に白羽の矢が当てられ、コラボレーション展が企画された。

『昨日はどこへいった。』展ではギャラリースペースの改装からオープンまでの過程と時間を扱った、映像、建築、オブジェ、ペイントなどのさまざまなメディアと手法が交錯するインスタレーションを展開。

撮り集めた“昨日”の集積が映像としてスペースの壁面に投影され、現存するオブジェ、ペイント、建築と重なり、かかわりをもちはじめることで、不思議に重なり合う昨日と今日、時系列のねじれがもうひとつの世界を生み出していくという。

ひとの知覚を巧みに操るふたりがみせる昨日を探す空間。ひとの不確かで柔軟な知覚と記憶を介してしまうと、確定されたはずの“昨日”を探すのは容易ではないかもしれない。

『土屋貴哉+アタカケンタロウ展「昨日はどこへいった。」』
会期│5月11日(土)~6月2日(日) ※月曜、火曜、祝日は休み
時間│12:00~19:00
会場│イムラアートギャラリー東京
東京都千代田区外神田6-11-14 3331Arts Chiyoda #206
Tel.03-5817-8275

           
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