ART|国立新美術館で『貴婦人と一角獣展』
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2014年12月4日

ART|国立新美術館で『貴婦人と一角獣展』

ART│鑑賞券5組10名様をご招待!

国立新美術館で『貴婦人と一角獣展』

フランスの至宝といわれるタピスリー(タペストリー)《貴婦人と一角獣》が日本に初来日。4月24日(水)から7月15日(月・祝)まで国立新美術館で開催される『貴婦人と一角獣展』で公開され、その後7月からは大阪の国立国際美術館へ巡回する。

Text by YANAKA Tomomi

全長22メートル、迫力の6連作

《貴婦人と一角獣》は、西暦1500年ごろ制作とされる6面の連作タピスリー。千花文様(ミルフルール)が目にも鮮やかな大作のうち、5面は「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表しているが、残る1面の「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、いまだに謎に包まれているという。

この大作がフランス国外に貸し出されたのは過去に一度だけ。1974年のアメリカ・メトロポリタン美術館のみ、という貴重な作品が待望の初来日。本展ではこの中世ヨーロッパの最高傑作の誉れ高い「貴婦人と一角獣」の、全長22メートルに及ぶ連作6面すべてが公開される。そして、描かれた背景や、その技法にも迫ってゆく。

貴婦人と一角獣展 02

タピスリー《貴婦人と一角獣「触覚」》1500年頃 フランス国立クリュニー中世美術館蔵 © RMN-Grand Palais / Franck Raux / Michel Urtado / distributed by AMF–DNPartcom

さらに、タピスリーを所蔵するクリュニー中世美術館のコレクションのなかから、タピスリーに表現された貴婦人や動植物などのモティーフに関連する彫刻や装身具、ステンドグラスなど約30点も展示。これら中世ヨーロッパで花開いた華麗で典雅な美の世界を、多彩な美術品や資料を通じて旅することができる。

貴婦人と一角獣展 03

左:《クロパの妻マリア》  1430年頃 フランス国立クリュニー中世美術館蔵 ©RMN-Grand Palais / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcom 右:《水差し》 1450-1475年頃 フランス国立クリュニー中世美術館蔵 ©RMN-Grand Palais / Jean-Luc Mabit / distributed by AMF-DNPartcom

貴婦人と一角獣展 04

《一角獣の形をした手洗い用水差し》 1400年頃 フランス国立クリュニー中世美術館蔵 ©RMN-Grand Palais / Gérard Blot / distributed by AMF-DNPartcom

『貴婦人と一角獣展』東京展の鑑賞券を5組10名様にプレゼント!

そしてOPENERS読者に朗報。本展示会の鑑賞券を5組10名様にプレゼントします。ご希望の方は下記ボタンよりご応募ください。

応募締切|5月7日(火)正午まで

応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

※当選された方には当選通知メールをお送りします。当選された方は、件名はそのまま、必要事項を明記のうえご返信ください。なお、ご返信期限が過ぎた場合、無効となりますのでご注意ください。

『貴婦人と一角獣展』東京展
期間│4月24日(水)~7月15日(月・祝)
時間│10:00~18:00(金曜日は20:00まで) ※入場は閉館30分前まで
会場│新国立美術館 企画展示室 2E
東京都港区六本木7-22-2
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料│一般1500円、大学生1200円、高校生800円

『貴婦人と一角獣展』大阪展
期間│7月27日(土)~10月20日(日)
時間│10:00~17:00(金曜日は19:00まで) ※入館は閉館30分前まで
会場│国立国際美術館
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
Tel.06-6447-4680
観覧料│一般1500円、大学生1200円、高校生600円

           
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