ART|国立新美術館で『貴婦人と一角獣展』
ART│鑑賞券5組10名様をご招待!
国立新美術館で『貴婦人と一角獣展』
フランスの至宝といわれるタピスリー(タペストリー)《貴婦人と一角獣》が日本に初来日。4月24日(水)から7月15日(月・祝)まで国立新美術館で開催される『貴婦人と一角獣展』で公開され、その後7月からは大阪の国立国際美術館へ巡回する。
Text by YANAKA Tomomi
全長22メートル、迫力の6連作
《貴婦人と一角獣》は、西暦1500年ごろ制作とされる6面の連作タピスリー。千花文様(ミルフルール)が目にも鮮やかな大作のうち、5面は「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表しているが、残る1面の「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、いまだに謎に包まれているという。
この大作がフランス国外に貸し出されたのは過去に一度だけ。1974年のアメリカ・メトロポリタン美術館のみ、という貴重な作品が待望の初来日。本展ではこの中世ヨーロッパの最高傑作の誉れ高い「貴婦人と一角獣」の、全長22メートルに及ぶ連作6面すべてが公開される。そして、描かれた背景や、その技法にも迫ってゆく。
さらに、タピスリーを所蔵するクリュニー中世美術館のコレクションのなかから、タピスリーに表現された貴婦人や動植物などのモティーフに関連する彫刻や装身具、ステンドグラスなど約30点も展示。これら中世ヨーロッパで花開いた華麗で典雅な美の世界を、多彩な美術品や資料を通じて旅することができる。
『貴婦人と一角獣展』東京展の鑑賞券を5組10名様にプレゼント!
そしてOPENERS読者に朗報。本展示会の鑑賞券を5組10名様にプレゼントします。ご希望の方は下記ボタンよりご応募ください。
応募締切|5月7日(火)正午まで
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『貴婦人と一角獣展』東京展
期間│4月24日(水)~7月15日(月・祝)
時間│10:00~18:00(金曜日は20:00まで) ※入場は閉館30分前まで
会場│新国立美術館 企画展示室 2E
東京都港区六本木7-22-2
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料│一般1500円、大学生1200円、高校生800円
『貴婦人と一角獣展』大阪展
期間│7月27日(土)~10月20日(日)
時間│10:00~17:00(金曜日は19:00まで) ※入館は閉館30分前まで
会場│国立国際美術館
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
Tel.06-6447-4680
観覧料│一般1500円、大学生1200円、高校生600円