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ART
2014年12月5日
ART|六本木AXISビル内サボア・ヴィーブルで「yuta nishiura at SAVOIR VIVRE」開催
ART|「yuta nishiura at SAVOIR VIVRE」開催
花を握った手、尻の見えない有角鳥、翼の折れたひと
4月20日(土)から28日(日)まで、六本木AXISビル内ショップ「savoir vivre」で、西浦裕太氏の作品展「yuta nishiura at SAVOIR VIVRE」が開催される。また、5月6日(月)からは、青山のギャラリーO2で、アンティークショップKRANKとのコラボレーションショーを開催する。展覧会について、西浦氏からのコメントが届いている。
Text by NISHIURA Yuta
展覧会について
「子供の絵をみると、紙の大きさを考えずにひとや動物やクルマの絵が、その枠に収まりきれずにはみ出している。枠の中に綺麗に収まっている絵もそれはそれで一つの世界をつくり出しているが、そこに見えないはみ出した世界には無限の広がりを想像させるものがある。
材料の大きさにとらわれない。そんな気持ちで彫っていると、実際には彫られていないはみ出した部分(世界)の風景がとても生き生きと動き出す。そんな風景の断片は文章として作品のタイトルになった。作品との直接的なつながりというよりも、その作品の周辺の空気を表す言葉。
花を握った手、尻の見えない有角鳥、翼の折れたひと。彫られている作品は、あくまでもそれぞれの風景の一部分であり、しかしそれらの作品をきっかけとして、みえない風景を観ていただければ幸いです」