ART│代官山蔦屋書店でフォトエキシビション『5』を開催
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2014年12月9日

ART│代官山蔦屋書店でフォトエキシビション『5』を開催

ART│石塚元太良と田附勝の厳選された写真を展示

代官山蔦屋書店でフォトエキシビション『5』を開催

独創的な作風により活躍の場を広げるフォトグラファー石塚元太良(いしづか・げんたろう)と田附勝(たつき・まさる)によるフォトエキシビション『5』が1月22日(火)、代官山蔦屋書店2号館のブックフロアでスタートした。27日(日)まで、金沢市のギャラリーSLANT(スラント)で昨年発表されたふたりの作品のなかから、厳選された写真が展示される。

Text by YANAKA Tomomi

ふたりの対照的な表現を再構築した写真集『5』も刊行

1977年に生まれ、2002年に世界を2周しながら各地の位相を撮影した写真集『world wide warp』でデビューした石塚元太良。これまでパイプラインや氷河、ゴールドラッシュをモチーフにしながら独自のランドスケープで世界中を撮影している。

一方、2012年の木村伊兵衛写真賞の受賞者でもある田附勝は1974年生まれ。フリーランスとして活動をはじめた1998年に出合ったアート・トラックに魅了され、9年にもわたり全国でアート・トラックやドライバーを撮影した『DECOTORA(デコトラ)』や、2006年から東北地方に通い、ひとと語らい、自然を敬いながらシャッターを切りつづけた『東北』で知られる。

写真集『5』 02

© ISHIZUKA GENTARO

写真集『5』 03

© TATSUKI MASARU

そんなふたりは昨年、金沢市にあるギャラリーSLANTで石塚が『GOLD RUSH ALASKA CHILKOOT TRAIL』、田附が『その血はまだ赤いのか 2011.11.19-20』という個展を開催。ともに、対照的な表現でありながら、人間や生物、そして自然界の営みに真摯に向き合い、われわれの見たことのない生や死の姿を浮き彫りにした作品が大きな反響を呼んだ。

今回の写真展は、この対極でありながらひとつの軸線上でつながるだろうふたりの代表的なシリーズを同時に見ることにより、写真表現のさらなる可能性を感じてもらおうと企画された。同時に、ふたつのシリーズを再構築したタブロイド版写真集『5』も同時にSLANTから刊行され、会場でも販売される。

フォトエキシビション『5』

期間│1月22日(火)~27日(日)

時間│7:00~26:00

会場│蔦屋書店2号館1階ブックフロア

東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店

Tel.03-3770-2525

写真集『5』

写真│石塚元太良、田附勝

サイズ│H408×W273ミリ(タブロイド版新聞サイズ)

ページ│カラー24ページ

刊行│SLANT

           
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