ART|写真展「ONE TRIP PASS @GLOBE SPECS」がグローブスペックス渋谷店で開催
ART|グローブスペックスでははじめての写真展が渋谷店店内で開催
写真展「ONE TRIP PASS @GLOBE SPECS」
アメリカで評判になっている「ONE TRIP PASS(ワン トリップ パス)」の写真を撮っているJay Carroll(ジェイ・キャロル)氏の本業は、なんとリーバイスのコンセプトデザイナー。普段はアメリカ人でも見過ごしてしまうような、街のなかに隠れているさりげない今の西海岸のさまざまな魅力を写真に表現し、「アメリカの再発見である」と評価されている写真展が、グローブスペックス渋谷店で1月12日(土)より2月12日(火)まで開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
被写体の人びとが「カトラー アンド グロス」のアイウェアをかけている理由(わけ)
ONE TRIP PASS──写真を媒体として、さまざまなアーティストやメディア、さらに地域文化などもコラボレートするこのプロジェクトは、「個性的なひとやその活動を讃える」ことを意図し、ワイン醸造、木細工、タトゥアーティスト、そのほか多くの職人やアーティストなど創造的な活動をしている人びとを横断的に写し出し、カリフォルニア州北部のさまざまな美しい景観も交えながら、彼ら自身の個性や彼らが創り出したものを紹介する。
これらの写真を撮り、さまざまな地域を旅して回っているジェイ・キャロル氏は、リーバイスの仕事に留まらず、このワン トリップ パスの活動をおこない、カリフォルニア州もこのプロジェクトを支持し、米国GQ誌とも協力している。
このプロジェクトは、多くの被写体の人たちが「カトラー アンド グロス」のアイウェアをかけており、そのタイムレスで特徴的なアイウェアの魅力がより彼らの個性を引き立てている。
今回の写真展「ONE TRIP PASS @GLOBE SPECS」は、アメリカやヨーロッパと日本の架け橋となる活動をしているEva Soroken(イーヴァ・ソローケン)氏を介して日本で紹介されるもので、“個性と本質的な価値の厳選”という共通の価値観から、グローブスペックス渋谷店での展示となった。
Jay Carrol|ジェイ・キャロル
米国リーバイス社のコンセプトデザイナーとして、次期プロジェクトやデザインの企画、フラッグシップ店舗の企画やマネージングをおこなって活躍している。リーバイス社の経営陣からも「ほかの人びとが見過ごしてしまうモノやコトのなかから価値あるものを見つけ出す才に長けている」という理由で現職に招かれたことからもJay氏の才覚がうかがえる。