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2014年12月11日
ART|かくたみほ・加藤アラタ・羽田 誠・吉川雅人の写真家4人展「beautiful」開催
ART|かくたみほ・加藤アラタ・羽田 誠・吉川雅人
「beautiful」写真家4人展 開催
2010 年からスタートしたグループ展の第3回目は、4者4様の“beautiful”──写真家、かくたみほ、加藤アラタ、羽田 誠、吉川雅人の4人展「beautiful」が、渋谷「SUNDAY ISSUE」で12月21日(金)まで開催中だ。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
4人の協議から生まれた「beautiful」というテーマ
かくたみほ、加藤アラタ、羽田 誠、吉川雅人の4人は、1975年から77年生まれの同世代写真家。商業写真の一線で活動する彼らが、立ち上げ当時とおなじメンバーで、話し合いを重ねながら写真展を作り上げている。
「beautiful」とは、単純に目に美しいだけでなく、心を動かすよきものすべてと捉える彼ら。そのスタンスを引き継ぎつつ、写真という視覚のメディアにおける、「目に美しいだけではない『beautiful』」という大きなテーマにそれぞれが向かい合った。
会場では、それぞれが向かい合った結果生まれたサブテーマを基に、より深化させた「beautiful」を表現する。
かくたみほ(サブテーマ:TWINS)
「おなじものがならんでいると心をつかまれる。双子には神秘的な興味と存在感を感じます。風景のなかにも、偶然ふたつのものがならんで存在している場面に出合うことがあるので、ポートレートのように撮りためてきました」
加藤アラタ(サブテーマ:HOME)
「時間の横軸にそっと写真を置いてみると、水平に伸びていくとおもっていた線は、いつの間にか小さな円を描いていた」
羽田 誠(サブテーマ:脈々)
「重なり積まれて終わりなくつづいてゆく」
吉川雅人(サブテーマ:reborn)
「これまでの写真を見つめ直すとともにカタチのちがうものにする」