フィギュアのつくられる過程や多彩な“肖像”を展示

東京とニューヨークを拠点に、伊藤直樹、原野守弘、清水幹太、中村洋基、川村真司の5人によって構成されるクリエイティブ・ラボ「PARTY」。「あたらしい創造は、あたらしいプロセスから生まれる」という考えから、ほかにはないユニークなクリエイティブ・プロセスを研究、実験してきた。

今回登場した「OMOTE 3D SHASHIN KAN」は、従来の平面の写真とはちがい、3Dスキャナーと3Dプリンターなどの技術を活用したもの。七五三や成人式、結婚などの人生の節目に、家族の肖像を「フィギュア」というカタチで残そうという取り組みだ。

撮影の方法は、15分ほど同じポーズを取ってもらい人体をスキャン。すると、服の質感までもが忠実に再現された10～20センチのフィギュアになるという。

会期中は3D撮影を受け付けているほか、展示エリアでは、フィギュアがつくられていく過程を紹介。さらに、著名人を含む、いろいろなひとのフィギュアの“肖像”を見ることができるなど、撮影をしなくても見ているだけで楽しめる内容となっている。

次世代の家族写真のベーシックなカタチになるかもしれない3D写真。この機会に家族や大切なひととぜひ1体撮影してみてはいかがだろう。

「OMOTE 3D SHASHIN KAN」

日程│11月24日（土）～1月14日（月・祝）

会場│EYE OF GYRE

東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3階

Tel. 03-5428-3448

価格│Sサイズ（フィギュア最大10センチ）　1名で2万1000円、2名で4万2000円、3名以上はプラス1万6000×人数

Mサイズ（フィギュア最大15センチ）　1名で3万2000円、2名で6万4000円、3名以上はプラス2万1000円×人数

Lサイズ（フィギュア最大20センチ） 1名で4万2000円、2名で8万4000円、3名以上はプラス3万2000円×人数