LOUNGE /
ART
2014年12月16日
祿 ROKU|注目の若手陶芸家、桑田卓郎展開催
祿 ROKU
現代アートと伝統的技法を融合させた、いま注目の若手陶芸家
祿 ROKU主催 桑田卓郎展 開催
人間国宝の作品から若手作家の作品まで幅広く紹介している、ザ・リッツ・カールトン東京45階に構える伝統工芸セレクトショップ「祿 ROKU」にて、8月24日(金)から9月1日(土)まで、現代アートと伝統的技法を融合させたいま注目の若手陶芸家、桑田卓郎氏の展示会が開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
まだ見ぬ陶芸表現の広がりを予感させる、自由できらびやかな感性が花開いた作品
「素材の特徴を活かした、明るい楽しいものを作りたい」という桑田氏。一見すると陶芸作品とは信じがたい鮮やかな色彩が目をひく桑田氏の作品は、力強い造形ながら親しみやすく、日常に楽しい彩りをくわえてくれる。
祿 ROKU主催の本展では、光輝く黄金色の器をはじめ、磁器の飲み口に金や白金の釉薬を大胆にかけた湯呑みなど、生きもののような躍動感ある作品、約50点を展示、販売。伝統的技法、素材とシャープな感性の融合によって生み出される陶磁器作品は必見だ。
桑田卓郎|KUWATA Takuro
1981年 広島県生まれ。小山登美夫ギャラリーや銀座黒田陶庵、ギャラリー数奇(愛知)、リベラルアートJPN(広島)など各地で個展を開催。注目は国内にとどまらず、ドイツ・ミュンヘンでおこなわれたTALENTE2008(2008)、韓国の「韓日米青年作家交流展」(2009)、ニューヨークでおこなわれた「Paul Clay」Salon 94 Boweryにも参加し、海外でも幅広く活動をつづけている。
陶芸家、青木良太氏を中心に結成された若手陶芸家による組織「IKEYAN」の一員としても活動する作家。
http://www.takurokuwata.com/