現代アートの“いま”がここにある! 「G-okyo」開催
G-tokyo 2012
現代アートの“いま”がここにある!
2月25日(土)と26日(日)の2日間、六本木の森アーツセンターギャラリーにて、15のトップギャラリーが参加するアートフェア「G-tokyo」が開催される。最先端の現代アートが凝縮された空間を、ぜひ体感しておきたいところだ。
Text by SUGIURA Shu(OPENERS)
15のトップギャラリーが集結
G-tokyoは今年で3回目となるイベント。小山登美夫ギャラリーやTARO NASUなど日本を代表するコンテンポラリーアートのギャラリーが参加し、それぞれのブースに設けられる個展や企画展によって全体が構成される。
新富町のギャラリー、アラタニウラノは、若手のぺインター、小西紀行の「幽霊と妖怪の視え方についての学習」展を開催。目、鼻、口が赤く毛髪が真っ白な人物画で知られる小西が、ここで最新作を発表する。小山登美夫ギャラリーは、写真家、蜷川実花の作品を展示。昨年発売された写真集『月刊MEN SPECIAL 窪塚洋介 NOWHERE』収録作品をはじめ、これまでの代表的な作品が一堂に会す。
また、高さ4mを超える広い会場を生かし、インスタレーションも披露される。ミヅマアートギャラリーは、日本古来の木彫技法を使った棚田康司の少年少女像をダイナミックに展示、銭湯を改築したスペースがユニークなSCAI THE BATHHOUSEからは、1983年生まれの2人、荒神明香、小牟田悠介の作品が登場する。TARO NASUのブースでは、昨年東京都現代美術館で開催された「ゼロ年代のベルリン展」でも登場したサイモン・フジワラをフィーチャー。こちらも1982年と若いアーティストで、「ゼロ年代のベルリン展」で展示された作品のほか、新作もお披露目する予定だ。
G-tokyoでは、ほとんどの作品が購入可能。タカイシイギャラリーの佐伯洋江と法貴信也など、参加するギャラリーイチ押しの若手作家の新作を中心に、手ごろな価格、サイズの作品も用意され、普段は手の届かないものが入手できるかもしれない。
ギャラリーはそのほか、ギャラリー小柳、ギャラリーSIDE 2、ヒロミヨシイ、ケンジタキギャラリー、児玉画廊、オオタファインアーツ、シュウゴアーツ、ワコウ・ワークス・オブ・アート、山本現代が参加する。どれも今後のアートシーンを占ううえで、見逃せないギャラリー。期間は短いが、濃厚な2日間となりそうだ。
G-tokyo 2012
時間|2月25 日(土)11:00-21:00/26 日(日)11:00-20:00
料金|一般 1100 円、学生(高・大)900 円、4 歳~中学生:500 円(当日限り有効)
会場|森アーツセンターギャラリー 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52F
主催|G-tokyo 2012 実行委員会
http://www.gtokyo-art.com
info@gtokyo-art.com
Tel.03-5777-8600(会場ハローダイヤル)