「動く人に幸運は訪れる」 万象理法学で読む、2026年「水の年」の歩き方
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2026年7月13日

「動く人に幸運は訪れる」 万象理法学で読む、2026年「水の年」の歩き方

 

LOUNGE|万象理法学

 
2025年は「二黒土星」の年だった。安定の星が消費に蓋をする、地味で景気の伸びにくい一年。日経平均が5万円台をつけた裏で実質賃金は前年割れが続き、倒産は直近10年で最多。トレンドを席巻した色は黒・ベージュ・イエロー、その年の漢字は「熊」、街には生ドーナツの行列ができた。
こうした一年の空気を、星の配置から前もって読むのが九星気学であり、それをベースにした「万象理法学」だ。その特徴は、圧倒的なポジティブさにある。「万象理法学」の根底にあるのは、どんな状況からでも人は這い上がれるという思想なのだ。
 
立春で年が改まり、気学上の2026年がさらに良い年となるように。運気を自らの行動でよりよくしていく九星気学、万象理法学の齋藤哲楼先生に伺った。
 

Text by TSUZUMI Aoyama|Photographs by TAKAYANAGI Ken

2025年の答え合わせと、2026年の見通し

 
 
まず、齋藤先生は2026年をどう読むのか。気学では、中央に来る星が一年の空気を決めると見るのだが、果たして2026年2月4日から2027年2月3日までは「一白水星」が盤面の中央に鎮座する。
 
一の白の水の星。冬の寒さが強く、大雨や大型台風、水害に注意がいる。実際、年明け早々ヨーロッパには3つの台風が相次いで上陸し、ハワイでは20年ぶりの洪水が起きた。日本でも4月の釧路に珍しい大雪が降っている。
 
色のトレンドは白、無色透明だ。前回の一白水星にあたる2017年は、甘酒が「飲む点滴」と呼ばれてブームになり、回転寿司チェーンからは甘酒ベースの白いコーラまで出た。任天堂が真っ白なWii Fitを出したのも一つ前の一白水星の年。齋藤先生は冗談まじりに「任天堂さんは気学を勉強しているのでは」と笑う。
 
水の年は、流れるもの、澄んだもの、人をつなぐものが伸びる、と齋藤先生は読む。産業、ビジネスに当てはめるなら、該当するのは情報や人脈が水のように行き交うプラットフォーム、白や無色透明をまとう飲料や清潔感の分野、そして水の災いの裏返しとしての防災や安全などだ。
 

白、透明、水にまつわるもの、そして始まりのイメージ

 
 
一白水星には、もう一つの顔がある。数字の一、始まりの星だ。だから今年は、どこかの分野がそっくり入れ替わる地殻変動が起きやすいと読むこともできるのだという。経済か、政治か、あるいは技術か。齋藤先生は名指しを避けるが、生成AIの急進はその筆頭だろう。
 
ただし脅威論は取らない。「むしろAI化が進んだほうがいい」と言う。万象理法学を学ぶのは、AIに振り回されず都合よく使う側に立つためだ。
 
「自分が何者かわかっていれば、AIがどのように進化したところで、自分がどうあるべきか左右されないはずなんです」(齋藤先生)
 
さて、ここからは九つの星それぞれの一年を見る。自分の星はもちろん、身近な人の星も照らし合わせると、より立体的に読めるはずだ。なお、自分の星がわからない方は、こちらで九星の早見表をチェックしてほしい。
 
 
 

あなたの2026年を見通すヒント

 
一白水星
今年の主役。星は中宮に在位する「王様の宮」に。運気も体力も非常に強く、やりたいことをやり抜く年になるはずだ。独立、結婚、家を建てる、事業の上場まで、普段なら踏み切れない一手がこの一年に重なりやすい。ダイナミックに動くことをためらわないで。注意点は人間関係。あなたの力が強いぶん、周囲への配慮を欠いてしまうケースの暗示も。
 
 
二黒土星
努力の収穫を味わう「優雅の宮」、盤の北西に座るのが今年の二黒土星だ。前年までの頑張りが結果になって返ってくると星の配置は告げている。「実り」はここで刈り取って、その歓びを感じてゆっくりと過ごしたい。ただし、前年までの努力を怠った人に収穫はなく、間違った種を蒔いた人には想像と違う花が咲く。過去の自分の「答え」が出る年だ。
 
 
三碧木星
楽しみごとの多い「喜びの宮」、盤の西が今年の居場所だ。そこへ、体調不良やトラブルを呼ぶ「定位対冲」という乱気流が重なる。総合するとありがちな状況としては、浮き足立って、散財や色恋沙汰に走ること。思い当たることがあるなら気をつけて。また、投資は控えめに。もちろん楽しさを我慢しなくていい。コツは「翌日にリセット」。
 
 
四緑木星
盤の北東は、何もかもが移ろう「変化の宮」。今年の四緑木星はここに入る。自分からの動きが生まれ、さらに外部要因で環境が変わるなど、激動の一年になる。その裏返しとして、家族やチームなど安定させたいものには、いつも以上に気を配りたい。一方で、来る流れは「人生万事最奥が馬」のニュアンスも含んでいる。勇気を持って変化を受け入れることも必要だ。
 
 
五黄土星
五黄土星が立つ盤の南は、二つの顔を持つ。隠れていたものが表に出る「現れの宮」であり、縁が離れやすい「離れの宮」でもある。そんな時期に特に気をつけるべきは隠し事、露見するリスクがいつに増して跳ね上がっている。そして縁の切れ目を招きやすいのは言い争い。口論はなるべく避けて。ただし五黄は運気旺盛の別格の星。今年は干支の午が味方につき、大きなチャンスを掴む場合も。
 
 
六白金星
今年の六白金星は、九星盤のいちばん下、北に沈む。思索が深まる代わりに気力も落ちる「悩み・勉強の宮」に、不意の災いを示す「暗剣殺」が重なり、九年で最も運気と体力が低い一年だ。人にも自分にもハードルを下げ、許容とリラックスを。一方で思考力は高まり、勉強や読書の効果は抜群。たとえば苦手な生成AIを学び直してキャリアアップするなど。来年からの好調期に備える助走の年だ。
 
 
七赤金星
七赤金星がおさまる盤の南西は、仕込みの季節を示す「準備・根回しの宮」。これから四年続く上昇期がはじまる。まずは事業計画やライフプランを練り、下調べや根回しに費やして。調子が上向いても、おごらず石橋を叩いて進めば、来年からの三年でさらに飛躍する。特に人間関係の広がりがさらなる幸運につながる時期。いまの環境の外へ目を向け、人に会いに行きたい。
 
 
八白土星
八白土星がおさまる盤の東は「発展の宮」。昨年は暗剣殺、定位対冲が付いていたので、トラブルに巻き込まれたり、不調だと感じていた人は多いはずですが、今年は一転して運気が強くなる。口にしたこと、着手したことが面白いようにぐんぐん伸びる年だ。その勢いの強さは注意点を探すほうが難しいくらいで、今年は停滞するにはもったいない。八白はもともと大きな仕事に向く星。その器を遠慮なく使おう。
 
 
九紫火星
願いが形になり物事が整うとされている「実り・整いの宮」に位置するのが今年の九紫火星。九つのなかでも今年いちばん強い星だ。さらに「年徳神」という神様まで味方につく。訪れた機会は大きく膨らみ、取り組みはよい形で実る。自信を持って物事を進めてほしい。九紫はカリスマの星でもある。いまは謙虚さは無用だ。堂々と君臨を。来年は「王様の宮」も控える。
 
 
 

不安定な時代に、立ち返る場所を

 
もし自分の星の流れに不安を感じたら、打ち手はある。吉方取りだ。気の集まる方角へ出向き、その土地の気を体に入れて戻ってくる。都心なら二駅以上離れた場所に、二時間ほど滞在すればいい。神社に寄り、水に触れ、おいしいものを食べる。それだけで気力の残高が変わるという。流れの読めない年ほど、自分から動いて貯金を作っておきたい。
 
戦争、お金、AI。私たちのすぐそばには、誰も経験したことのない「得体の知れないもの」が次々と現れている。飲み込まれそうになる時ほど、自分が何者かに立ち返れる場所を持っておく意味は大きい。
 
雨が降ると知っていれば、傘を持てばいい。2026年がどんな空模様であれ、自分の星の流れを知っていることは、きっと小さな傘になる。あなたの星は、今年どんな宮に立っているだろうか。
 
 
 
齋藤哲楼
万象理法学気学指導者/気学指導者で哲学博士 故佐々木晧有(ささき こうゆう)を祖父に持つ。小学校3年生より晧有から気学と哲学の教えを受け育つ。20歳でメディアコミュニティケーションを勉強するため渡米。帰国後、政治家、スポーツ選手などの通訳業を経て、2013年、気学指導者として独り立ちする。政治家、上場企業会長、芸能人、オリンピック選手から一般の主婦まで幅広く気学指導を行っており、2024年3月現在、対面気学指導者数1万人を超える。
 
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