アストンマーティン史上最速のオープンコックピットモデル誕生
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2026年10月29日

アストンマーティン史上最速のオープンコックピットモデル誕生

 

Aston Martin Valhalla Spider|アストンマーティン ヴァルハラ スパイダー

 
アストンマーティンはオープンスーパーカー「ヴァルハラ スパイダー」を10月29日から開催される「2026 コンクール・アット・ウィン・ラスベガス」で世界初公開すると発表した。
 

アストンマーティンはオープンスーパーカー「ヴァルハラ スパイダー」を10月29日から開催される「2026 コンクール・アット・ウィン・ラスベガス」で世界初公開すると発表した。

独自のウィンドディフレクターを採用し、快適性も重視

 
今年初めに発表された「ヴァルハラ クーペ」に続き、オープンモデルの「ヴァルハラ スパイダー」が登場した。ヴァルハラ クーペは、アストンマーティンの量産車として初めてミッドシップレイアウトを採用したプラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカー。その走りをオープンエアでも楽しめるモデルがヴァルハラ スパイダーとなる。
 
アストンマーティン初のミッドシップ・オープンコックピットのスーパーカーとなった「ヴァルハラ スパイダー」。このモデルにおいてもアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのコンサルティング部門であるアストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)との緊密な連携のもと、設計や開発が行われたという。
 
エクステリアではクーペモデルのすっきりとした流麗なボディラインを継承しながら、あらゆる走行シーンに対応できるよう包括的なルーフシステムを採用。
 
標準装備のブラックのファブリックルーフは天候の急変時にも対応するほか、装着した状態でも最高時速200kmで走行可能。さらに、オプションのカーボンファイバー製ハードトップを選択するとルーフを装着した状態でも、電子制御による上限速度である時速350kmまで制約なく走行できるように。
 
ルーフを外した状態でも最高速度まで到達でき、これはアストンマーティン史上もっとも速いオープンコックピットモデルになるという。
 
パフォーマンスだけでなく、快適性も重視。独自のウィンドディフレクターが採用され、オープンコックピット上部の気流を制御。ルーフパネルを外した際にクリップで素早く所定の位置に固定できるもので、フロントガラス上端からの気流を制御しながら、冷却用の空気をシュノーケルへと引き込む役割も担う。
 
シュノーケルもこのオープントップモデルに合わせて最適化され、クーペより35㎜高く配置された。また改良されたアクティブ・エアロダイナミクスとESPのキャリブレーションにより、ルーフの装着・非装着による気流の変化を検知して適応し、車両のバランスと安定性を保つという。
 
シートは、新たにカーボンファイバー製ツーリングシートを標準装備。ルーフを装着した状態でも快適性を高め、乗降しやすいよう配慮された。しかし、よりダイナミックな走りを求める人には、クーペモデルと同じカーボンファイバー製シートも選択可能だ。
 
パワートレインは、クーペモデルと同じ、最高出力1,079ps、最大トルク1,100Nmのプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載。
 
その中核を担うのが、最高出力828psを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンで、ヴァルハラ独自のこのエンジンは1リッターあたり210psという、アストンマーティンの内燃エンジン史上最高の比出力を誇るもの。
 
このほかにフロントに2基、8段トランスミッションと一体化した1基、計3基の電気モーターと高性能バッテリー(HPB)が215psの出力を追加。特に3基目のモーターはV8エンジンを補助してリアアクスルと電子制御ディファレンシャル(e-diff)を駆動する。
 
フロントアクスルとリアアクスルは機械的に連結されておらず、各ホイールへの駆動力配分はアストンマーティン独自の統合車両ダイナミクス制御(IVC)システムによって常に管理。最適なパフォーマンスになるよう、4種類のドライブモードと連携し、ドライバーとの一体感に寄与する。
 
空力性能もスパイダー専用に最適化。アクティブ・エアロダイナミクスの設定を変更したほか、電子安定性制御(ESC)のキャリブレーションも調整。ルーフ装着時も取り外した場合でも一貫した空力性能と車両の動的挙動を維持できるようにしたという。また、ルーフ装着時の最大ダウンフォースはクーペモデル同様600kgを超える。
 
車体には、F1由来の技術を用いて設計・開発された専用のカーボンファイバー製タブを採用。高い剛性と強度、さらには軽量化も叶えられた。ディヘドラルドアにもカーボンファイバーが用いられ、開閉動作をより滑らかにするために機構を改良し、フレームレスデザインが取り入れられている。
 
アストンマーティンのエイドリアン・ホールマークCEOは「ヴァルハラ スパイダーは、オープンコックピットのスーパーカーならではの走る楽しさや、ドライバーが車との一体感を味わえる機会をさらに広げています。高速走行でも低速走行でも。雨の日でも晴れの日でも。ルーフを装着した状態でも取り外した状態でも。公道でもサーキットでも。ヴァルハラ スパイダーは、すべてに応えます」とコメントしており、ラスベガスでの登場が待たれる。
 
問い合わせ先

アストンマーティン

 [アストンマーティン ヴァルハラ スパイダー]をより深く知るために

 
Q. そもそも「ヴァルハラ」は、アストンマーティンにとってどのようなモデルなのですか?
CEOのエイドリアン・ホールマークは、ヴァルハラ クーペについて「数々の新たな領域を切り拓きました」と述べています。その例として、当社初のプラグインハイブリッド車であること、当社専用設計のフラットプレーンクランクV8エンジンを初めて搭載し、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を初めて採用したこと、新たなデザイン言語を切り拓いたことを挙げています。そのうえで、ヴァルハラ スパイダーはこれらの「初」の成果を踏まえて、さらなる進化を遂げていると述べています。
 
Q. 4輪の駆動は、どのように制御されているのですか?
2基の電気モーターがフロントのe-アクスルを駆動し、フル電動トルクベクタリング(E-TV)によって俊敏性と安定性の両方を高めています。統合車両ダイナミクス制御(IVC)の電子制御システムは、サスペンション、ブレーキ、ステアリング、アクティブ・エアロダイナミクス、パワートレインの各システムを監視しています。さらに、ドライバーが選択できる4つのドライブモードと連携し、車両の挙動とドライバーの要求を監視することで、走行特性を絶えず調整しています。
 
Q. アクティブ・エアロダイナミクスは、走りにどう関わっているのですか?
ヴァルハラ スパイダーは、可動式の空力面とアンダーボディの気流の精密な制御を組み合わせ、走行状況や選択したドライブモードに応じて前後のダウンフォースを常に調整し、グリップ力、ハンドリングバランス、レスポンスの一貫性を最大限に高めるほか、空気抵抗を低減します。フロントとリアの両方にアクティブ・エアロダイナミクス機構を備えることで、前後アクスル間のダウンフォース配分を高精度に制御できます。このシステムはヴァルハラ クーペで初採用されたものと同じで、スパイダーとクーペは共通のハードウェアとソフトウェアを基盤としています。
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