Porsche|ポルシェ
東京モーターショー速報
ポルシェ
Text by OHTO Yasuhiro
Phorographs by ARAKAWA Masayuki & OPENERS
東京で初めてとなる、ポルシェのワールドプレミア
高性能4ドアクーペであるパナメーラに、さらにラグジュアリーな性質を盛り込んだ特別なモデル「
パナメーラ ターボ S エグゼクティブ」がワールドプレミアされた。ポルシェが東京モーターショーでワールドプレミアをおこなうのは、これが初のこと。
公開されたパナメーラターボ S エグゼクティブは、最高出力570ps、最高速度310km/hを誇る「パナメーラ ターボ S」のホイールベースを15mmストレッチ。その大部分をリアシートまわりの拡大に充てている。これまでのハイエンドサルーンでは物足りなかったユーザーには、待望の1台だろう。
そして、ポルシェ初のコンパクトSUVである「マカン ターボ」も日本初公開された。カイエンの弟分となる「マカン」は、日常での走りと使い易さのバランスを重視するSUVユーザー待望の一台といえよう。会場でも、その注目の高さは一目瞭然だった。このスポーティなSUVのパワートレインには、最高出力400psを誇る3.6リッターのV6ツインターボに7段PDKが組み合わされ、その性能は最高速度266km/h、0-100km/h加速4.6秒をマークし、スポーツカー顔負けだ。このマカン ターボを筆頭に、3.0リッター V6ディーゼルターボの「マカン S ディーゼル」、3.0リッターのV6ターボを搭載する「マカン S」の3つのグレードを用意。駆動方式は、すべて4WDだ。
これ以外にも、
今年50周年を迎えた911も充実の展示内容となっており、
LA オートショーで発表されたばかりの「
911カブリオレ S ターボ」や50周年を記念する限定モデル「
911 50thアニバーサリーエディション」やワンメイクレース用マシン「911 GT3カップ」も初上陸している。