FASHION /
WOMEN
2024年3月15日
「ランバン コレクション」の隠れた名品、予約限定の“プレステージライン”が今シーズンも登場 | LANVIN COLLECTION
世界中から厳選した素材を日本の匠の技で製品化した逸品たち
特別な顧客を招待して開催する逸品会向けの限定品として生まれたのが、「ランバン コレクション」の“プレステージライン”。メインラインとは異なる魅力を持つ希少な品々が、 現在は店舗でも予約が可能に。世界中から選び抜かれた素材を用い、高い技術力を持った工場にて限られた数量だけ生産するラグジュアリーラインでもある。フォーマルなセットアップを中心に、今シーズンはジャケット3型、スカート2型、ワンピースとコートをそれぞれ1型の計7型で展開。素材、縫製、デザインを通じて、希少で特別なアイテムたちの魅力に迫る。
Text by KAWASE takuro
イギリス「リントン」社製“マーブリングツイード”を使用したジャケット&ワンピース
産業革命以前から毛織物産業が盛んだったイングランド北西端に位置する、カンブリア州の都市カーライルで1912年に創業したLINTON(リントン)社。1920年代、ココ・シャネルが同社のツイードを大々的に取り入れたコレクションを発表してから現在まで、ファンシーツイードと言えばリントンと言われるほどの知名度を誇っている。
プレステージラインのジャケットとワンピースのセットアップ用には、同社の中でも珍しいファンシーツイードを選定。コットンをベースにしながら、シルクのような光沢と滑らかさを併せ持つビスコースを混紡し、エレガントかつリッチな質感に仕上げた生地をワンピースの身頃とジャケットのトリミングに採用。ボディとなるタフタ生地にもこだわっており、特殊加工した糸を高密度で織り上げ、ほどよいハリ感があるものを採用。そのため、ふんわりとしたシルエットをキープしながら上品な光沢が楽しめる。
縫製は実績のある熊本県のファクトリーに依頼し、胸にあしらったコサージュは岩手県の熟練した職人が手作業で仕上げたもの。希少な高級素材に見合った精緻な作り込みは、まさにプレステージラインならでは。
プレステージラインのジャケットとワンピースのセットアップ用には、同社の中でも珍しいファンシーツイードを選定。コットンをベースにしながら、シルクのような光沢と滑らかさを併せ持つビスコースを混紡し、エレガントかつリッチな質感に仕上げた生地をワンピースの身頃とジャケットのトリミングに採用。ボディとなるタフタ生地にもこだわっており、特殊加工した糸を高密度で織り上げ、ほどよいハリ感があるものを採用。そのため、ふんわりとしたシルエットをキープしながら上品な光沢が楽しめる。
縫製は実績のある熊本県のファクトリーに依頼し、胸にあしらったコサージュは岩手県の熟練した職人が手作業で仕上げたもの。希少な高級素材に見合った精緻な作り込みは、まさにプレステージラインならでは。
フランス「クラレンソン」社製“フルッティピンクツイード”のセットアップ
ツイードの名産地がイギリスであることに変わりはないが、数多くのメゾンを擁するフランスにも1世紀以上の歴史を持つ名門がいくつか存在する。鮮やかな色糸や煌びやかなラメ糸を独自に組み合わせた個性的なツイードを得意とする、CLARENSON(クラレンソン)もそのひとつ。常に最新技術を取り入れながら、ブークレやジャガードなどコレクションの幅を広げている。
同社から選んだのは、淡いピンクと光沢を放つパッションピンクを組み合わせた“フルッティピンクツイード”。糸そのものが持つ個性を余すことなく引き出し、華やかで存在感のある生地となっている。国内産とも英国産とも一味違う風合いと奥行き感は、やはりフランス人特有の美的感覚と「クラレンソン」の高い技術力があってこそ。このツイードの魅力をさらに引き立てるように、随所のトリミングにはラメを入れ込んだ特別なレーヨンモールを使い、煌めきを加えているのも見逃せないポイント。
流行り廃りのない正統派のデザインで、スタイルアップをかなえてくれるシルエットだから、セットアップでレディライクに着こなすことはもちろん、ジーンズなどのカジュアルアイテムと組み合わせて楽しむのもおすすめ。
同社から選んだのは、淡いピンクと光沢を放つパッションピンクを組み合わせた“フルッティピンクツイード”。糸そのものが持つ個性を余すことなく引き出し、華やかで存在感のある生地となっている。国内産とも英国産とも一味違う風合いと奥行き感は、やはりフランス人特有の美的感覚と「クラレンソン」の高い技術力があってこそ。このツイードの魅力をさらに引き立てるように、随所のトリミングにはラメを入れ込んだ特別なレーヨンモールを使い、煌めきを加えているのも見逃せないポイント。
流行り廃りのない正統派のデザインで、スタイルアップをかなえてくれるシルエットだから、セットアップでレディライクに着こなすことはもちろん、ジーンズなどのカジュアルアイテムと組み合わせて楽しむのもおすすめ。
イタリア「エミルジャージ」社製“バンプサーフェイスジャージー”のセットアップ
長年イタリアの生地メーカーの営業として活躍したステファノ氏が独立し、目まぐるしく変わるファッショントレンドに対応すべく設立したのが、ニットとジャージ専業とするEMIL JERSEY(エミルジャージー)。迅速かつ効率的な小規模チームで生地開発にあたり、創業から日が浅いメーカーながら、数多くのブランドに生地を提供するほど急成長を遂げている。
その秘密はやはり今まで見たこともない斬新さにあり。今回採用した“バンプサーフェイスジャージー”はその名の通り、生地表面を細く隆起させているのが特徴。太めのナイロン糸をザックリと編み込むことで、光の当たる角度によってキラキラと反射する見た目にもラグジュアリーな生地なのだ。
トリミング部にはジャージー素材とのマッチングを熟慮して薄いサテンテープを選択。バイアスカットによって端始末を省き、軽快な仕上がりに。さらに、ジャケットの前合わせと袖口、スカートの裾にあしらったシフォンは、縫い代が細く収まる三巻千鳥で縫い合わせている。これらの難易度が高い縫製をいくつも経て生み出された本作は、まさに逸品と呼ぶに相応しい。
その秘密はやはり今まで見たこともない斬新さにあり。今回採用した“バンプサーフェイスジャージー”はその名の通り、生地表面を細く隆起させているのが特徴。太めのナイロン糸をザックリと編み込むことで、光の当たる角度によってキラキラと反射する見た目にもラグジュアリーな生地なのだ。
トリミング部にはジャージー素材とのマッチングを熟慮して薄いサテンテープを選択。バイアスカットによって端始末を省き、軽快な仕上がりに。さらに、ジャケットの前合わせと袖口、スカートの裾にあしらったシフォンは、縫い代が細く収まる三巻千鳥で縫い合わせている。これらの難易度が高い縫製をいくつも経て生み出された本作は、まさに逸品と呼ぶに相応しい。
イタリア「オフィチーナ」社による“シネプリント”生地のトレンチコート
数々の有名ブランドからのオファーが絶えないテキスタイルメーカーのOFFICHINA (オフィチーナ)。高級リゾート地としても知られている、イタリアのロンバルディア州コモ市郊外に社屋を構える同社は、年間約2,000万トンもの生産能力を有し、特にプリント生地では圧倒的なシェアとクオリティを誇る。
今シーズンのトレンチコートに使用した、レオパードにもダルメシアンにも見えるアニマル柄プリントは、独特な“ゆらぎ”と“奥行き”を感じさせるインパクトのある1着となっている。
デザイン面では大きくシンメトリーにあしらったガンパッチ、リボンのように締められる長めのウエストベルトが特徴で、着丈はやや短め。裾回りの分量を多く取ることで、動きに合わせて柄が変化するように見えるのが新鮮。独特なハリ感と形状記憶性を持ち併せた生地のためシワになりにくく、エレガントな見た目をキープしてくれる。
今シーズンのトレンチコートに使用した、レオパードにもダルメシアンにも見えるアニマル柄プリントは、独特な“ゆらぎ”と“奥行き”を感じさせるインパクトのある1着となっている。
デザイン面では大きくシンメトリーにあしらったガンパッチ、リボンのように締められる長めのウエストベルトが特徴で、着丈はやや短め。裾回りの分量を多く取ることで、動きに合わせて柄が変化するように見えるのが新鮮。独特なハリ感と形状記憶性を持ち併せた生地のためシワになりにくく、エレガントな見た目をキープしてくれる。
※“プレステージライン”は予約限定アイテムのため、
公式オンラインショップでのお取り扱いはございません。
公式オンラインショップでのお取り扱いはございません。
問い合わせ先
ランバン コレクション
Tel.0120-370-877
(月~金 9:30~16:30 ※祝日を除く)
公式HP:https://www.lanvin-collection.com/
Instagram:https://www.instagram.com/lanvincollection/
ご予約に関してのお問い合わせ
Tel.03-6834-7223(月~金 9:30~16:30 ※祝日を除く)