シャネルのあらたなプロジェクトが本日よりスタート|CHANEL
CHANEL|シャネル
スペシャルコンテンツサイト「OUTSIDE CHANEL」公開
シャネルのあらたなプロジェクト。スタートは日本から
シャネルの精神を表現する方法として、スペシャルコンテンツサイト「OUTSIDE CHANEL」が本日公開された。日本をはじめ、世界各国で撮影された女性たちのドキュメンタリーから、シャネルに息づく精神、そしてエレガンスが伝わってくる。
Text by IKEGAMI Hiroko(OPENERS)
シリーズ第一弾のフィルムは日本が舞台
ガブリエル シャネルの生涯やシャネルのアイコンにフォーカスした「INSIDE CHANEL」に対をなす形で公開された「OUTSIDE CHANEL」。これは、世界各国で撮影されたドキュメンタリーフィルムを紹介するサイト。登場するのは、アートや音楽、ビジネスなどさまざまな分野で活躍する女性たちだ。そして、最初のドキュメンタリーの舞台に選ばれたのは、日本。5人の日本人女性が自分の仕事について、生き方について、ときにはエレガンスについて真摯に語る様子が映されている。
「OUTSIDE CHANEL」がユニークなのは、そのアプローチともいえる。シャネルのサイトであるにもかかわらず、シャネルのジャケットはもちろん、バッグもジュエリーも化粧品ですらいっさい登場しない。しかし、ドキュメンタリーに登場する女性たちのしなやかさや、大胆さ、勇敢さ、情熱、クリエイティビティをとおして描かれているのは、ガブリエル シャネルの人生と彼女の哲学だ。
“CHANEL is an idea” 革新的なガブリエルの生き方
たとえば、和紙アーティストの堀木エリ子は、自分の作品についてこう話す。
「職人さんたちが出来ないというものを、出来ないと思わずにやってみる。こういったことで、新しい、みなさんが革新といってくださることが和紙の世界で出来上がったんです。ですから、無知ということ、分からない、知らないということが逆にいうと勇気を与えてくれたり、ときに大胆な結果を生み出すことがあったりするんですね」
伝統的なメソッドが重要視される和紙の世界で、彼女は何にも縛られず、自由に自分の作品を生み出していく。既成概念への挑戦や自分らしさの追求とは、なにもアーティストたちだけに限ったことではなく、ガブリエル シャネルにも、わたしたちにも通じるものだ。そして、シャネルが考えるエレガンスとは、いまも昔もかわらず、女性たちの強い信念のもとに宿るのだろう。
ドキュメンタリーのはじまりにテロップで表されたカール・ラガーフェルドの言葉こそ、
このプロジェクトの本質だ。
「CHANEL is an idea」
OUTSIDE CHANEL
outside.chanel.com
INSIDE CHANEL
inside.chanel.com