LONGCHAMP|ロンシャン 「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」デビュー
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ケイト・モス デザインによる新ライン「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」
スタイルアイコンとしてそのファッションが世界中から注目され、数々のデザイナーたちのミューズとして絶大な支持をあつめるモデル ケイト・モス。ロンシャンではこの春、彼女がデザインを手がける新ライン「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」を発表する。
「すべてが私の思いを反映させたバッグです」 ケイト・モス
「私自身はこのラインはすべての女性にアピールすると感じています」 ソフィ・ドゥラフォンテーヌ
4年にわたりロンシャンの顔をつとめてきたモデル ケイト・モスだが、今回発表された「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」にて、そんな両者のあいだにあらたなパートナーシップが生まれた。
このビッグコラボレーションが実現された経緯について両者は、この4年のあいだに築かれた強い信頼関係のなかで生まれた自然の流れであったと語っている。こうして互いに手を取り合い、ロンシャンは完ぺきなクラフツマンシップを、ケイトは誰もが憧れるそのファッションセンスをひとつひとつのバッグに込めた。
1年以上もの時間をかけたこのプロジェクトはまず、ケイト自身がバッグになにを求めるか? ということからはじまった。「私にとって優れもののバッグは、ゆったりとして、しかも軽いもの。荷物が多くていっぱい詰めこむからバッグ自体が重いと持ちあげることもできません」と語るケイト。
機能面についてはぜひ手にとって見ていただきたい。細かなところにも気のきいた、女性ならではのうれしいディテールを感じることだろう。そして気になるデザイン面ではケイトのマインド、ファッション、そして彼女の日常、ライフスタイルが色濃く反映されているのだという。そう、記念すべきファーストコレクションのテーマは“ROCK & CHIC”!
「Rock'n'Casual」「Rock'n'Travel」「Rock'n'Glam」と、あくまで実用性に重きをおいたコレクションは、形、色、素材、ディテールそのすべてにケイトのマインドが宿っている。インスピレーション源は、たとえば西ロンドンのラッドブローク地区に漂うオートボヘミアンの雰囲気や、マイクロショーツに泥だらけのウェリントン・ブーツというケイトのスタイルが話題となったグラストンベリー・フェスティバルなど、彼女の日常に溢れるお気にいりのシーンである。
「今回できあがったバッグのなかで、お気に入りはどれ?」という質問に対しケイトは「どれも気に入っています。すべてがこんなときにこんな場所で使いたいという私の思いを反映させたバッグです。『ラッドブローク』や『グロスター』は普段づかいに、『グロスター』のトラベルバッグは週末に使いたい。お気に入りといえばゼブラスタイルのレザーはゴージャスだし、エメラルドグリーンのガルーシャのクラッチハンドバッグも大好きです」と語った。
ケイトはこのクラッチバッグにレッドカーペット上でクールにきめる独自のノウハウを凝縮。彼女は個人的な経験からこの『ソーホークラッチ』には機能性をとても重視したとか。収納力はもちろんのこと、とりはずし可能なストラップで3つの表情が楽しめる。
幅広のストラップに重いメタルバックルのついたヴィンテージトランクからインスピレーションを得たそう。ナチュラルグレインのカウハイドレザーに微妙なろう光沢のつやをだし、こだわりのカラーバリエーションに深みをプラス。
『グロスター』を一まわり大きくしたトラベルバッグは、エアラインの制限内におさめたうれしいサイズ。また、衣類にしわが寄らないよう計算され設計されているなど、デザインもさることながら実用性に富んでいる。
仕上がったコレクションを前に、ソフィ・ドゥラフォンテーヌは今回のコラボレーションバッグについて以下のように述べている。
「私自身はこのラインはすべての女性にアピールすると感じています。もちろん、ケイトや、そのファッション性、ロックンロールのイメージに惹かれるお客様もいらっしゃるでしょう。でもじっくりみると、このラインにはあらゆる世代のあらゆるタイプの女性をとり込む可能性があります。たとえばカジュアルなテーマのバッグはどれも20歳の女性にはもちろん似合うし、その40歳年上の女性もまたちがった雰囲気ですてきに使いこなすことができる。ケイトはそれを完璧にわかっています」
インタビューの最後、「このコラボレーションはつづくの?」との質問に、ケイトはそのクールな表情に笑みを浮かべ「そうね、飽きることはないと思う」と、今後の広がりを期待せずにはいられないうれしい答えを返してくれたそう。究極のスタイルアイコンが描く理想のバッグ──「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」、それはまさに究極のイット・バッグといえるだろう。
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