テリー・リチャードソン自身の手が被写体として登場

今回フォトグラファーに起用されたのは、70年代の著名なファッションフォトグラファー、ボブ・リチャードソンを父にもつテリー・リチャードソン。これまでもマークジェイコブスやトムフォード、イヴサンローランなどの広告キャンペーンを手がけ、ディーゼルの「Global Warming Ready」キャンペーンでは、2007年カンヌ国際広告祭のプリント部門でシルバーライオンを受賞している。

2013年秋のアクセサリー広告キャンペーンは、ロックスタッズ「ルージュ」とロックスタッズ「ノワール」のカプセルコレクションをテリー・リチャードソンのスタイルで解釈。彼自身の手が被写体となり撮影された。アートディレクターは、2009年春夏キャンペーンよりヴァレンティノとコラボレーションしているイタリアのアートディレクター エージェンシーREMが引きつづき担当。撮影はローマのバックスペーススタジオで行われた。

クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエール・パオロ・ピッチョーリは、今回のキャンペーンについて下記のようにコメント。「ヴァレンティノ2013年秋キャンペーンで、テリー・リチャードソンと仕事をすることを非常にうれしく思っています。ロックスタッズ「ルージュ」とロックスタッズ「ノワール」のカプセルコレクションが、欲望を喚起する魅力を備えたアクセサリーとして、官能的でエレガントに表現されています」

インパクトの強い写真でアート界に旋風を巻き起しながら、ファッションフォトグラファーとしても世界的人気を誇るテリー・リチャードソンと、ヴァレンティノのコラボレーション。このキャンペーンは2013年5月中旬より、アメリカ、イタリア、ロシア、日本、フランス、イギリス、そして中国で展開がスタートするので要チェックだ。

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