YVES SAINT LAURENT|『イヴ・サンローラン 表参道店』リニューアルオープン
YVES SAINT LAURENT|イヴ・サンローラン
豪華レセプションパーティに潜入!
『イヴ・サンローラン 表参道店』リニューアルオープン
先日9月3日(土)、『イヴ・サンローラン 表参道店』が、最新コンセプトのストアとしてリニューアルオープンを遂げた。レセプションパーティには多くの著名人も駆けつけ、より洗練された空間へと生まれ変わった新生『イヴ・サンローラン 表参道店』の誕生を華やかに彩った。
Text by OPENERSPhoto by Yves Saint Laurent
イヴ・サンローランの歴史を飾る代表的アイコン“OPIUM”
クリエイティブ・ディレクター ステファノ・ピラーティが、アーティスティック・プロジェクトとして手がけた、あたらしいイヴ・サンローラン ストアのデザインテーマは、「OPIUM(オピウム)」。イヴ・サンローランの歴史的エッセンスを現代的に解釈し、ブランドの将来的なロードマップをビジュアルで表現するというコンセプトだ。「オピウム」とは、1977年、イヴ・サンローランより発売された香水「オピウム」の名に由来する。“OPIUM=阿片(アヘン)”という意味をもつセンセーショナルなネーミングが話題となったその幻想的な香りは、人びとを強く惹きつけ、陶酔させた。
ステファノ・ピラーティは今回、このイヴ・サンローランのもっとも代表的なアイコンのひとつである“オピウム”をフィーチャーし、ストア空間を“オピウム”カラーの漆で塗り、つや消し、または光たくのあるゴールド真鍮の金具でコントラストをつけ、中立性を強調した幾何学模様のモダニズム的なストア環境から大きく逸脱してみせた。
リニューアルにあたり、環境に優しいイノベーションのひとつとしてCO2排出と廃水の量を削減するために開発された、長期使用に耐える家具に使われる超耐性素材「ダクタル(Ductal)」という超高強度繊維補強コンクリートを採用。貴重な素材と、なじみある素材を組み合わせることで、イヴ・サンローランにとって重要な二面性──ラフな洗練性、インダストリアル・エレガンス、平凡の非凡への変身、を具体的に表現している。