モデル・SONOMI × 永富千晴|「恋愛、仕事、全部手に入れたい!」(後編)
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談 (後編)
「恋愛、仕事、全部手に入れたい!」(1)
「永富千晴のビューティ・クローズアップ」連載3回目のゲストはモデルのSONOMIさんです。後編では、SONOMIさんの美の味方の商品をご紹介。ファッションについてもうかがいました。
文=オウプナーズ
写真=原恵美子
自意識過剰にもなりきれないし、つねに自分を分析しています
SONOMIさんのプライベートなファッションというと、なんといってもワンピース。今日は赤のワンピースでの登場。まず着こなしのポイントからお聞きしました。
永富 ワンピース姿かわいいですね。着こなすうえで気をつけていることってありますか?
SONOMI 最近も相変わらずワンピースは多いですが、さすがにフリルやリボン、レースがついたものは減ってきましたね(笑)。
永富 でもSONOMIさんイコールワンピースって、ファンも思っているでしょ?
SONOMI 私、着たい服に出合ったときには“それに合わせて自分を変えちゃえばいい”って思えちゃうんです。人生には限りがあって、いましか着られない服は、いま着ないと、やっぱりあのときに着ておけばよかったって思いたくない。
永富 そういうタイミングのことを思うってことは、自分のことを客観視してる?
SONOMI そう。すごく客観的。自分を見ている目線は醒めてます。それはメリットもあるけどデメリットもあって、自意識過剰にもなりきれないし、つねに自分を分析していますね。
永富 ある意味、自分に厳しい、ってことですよね。ワンピースにしかない魅力って、いったいなんでしょう?
SONOMI とくにワンピースは、自分のなかで女性にしか着られないものとしてあって、女に生まれたからには着たい。女性を楽しみたいってアイテムの代表的なもの。洋服で気持ちは変わりますよね?
永富 もちろん! でも、着たい服を着こなすために、ボディデザインをする、という根性がここんところおもむろに欠けてますね、私の場合。そんな自分に歳を感じる今日このごろ。
SONOMI 撮影の仕事ではスーツとかパンツルックとかクールな傾向の服を着ることが多かったので、プライベートでは女らしいものを楽しみたい時期でもあるんですよね。
永富 今日の“SONOMIちゃんスタイル”は?
SONOMI 今日はフレンチ寄りのガーリーですね。バッグもカゴバッグで。最近赤が好きなんです。20代のころはあまり好きじゃなかったんですけどね。
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談 (後編)
「恋愛、仕事、全部手に入れたい!」(2)
私の理想は、シエナ・ミラーのプロポーション
永富 いつまでも着たい洋服を着るためには、当然のことなら体型維持にも気をつけていらっしゃると思うの。具体的にどんなケアをしているのか、教えていただけますか?
SONOMI 今日は、「旅のお供グッズ」を持ってきました! まず身体用のローラーですね。これはエステサロンで薦められた全身用です。エステシャンにやってもらうとすぐ締まるのに、自分だとお風呂上がりにクセみたいにずっとやっています(笑)。
永富 ず~っと!? むくみ対策にもいい?
SONOMI そうですね。それとメディキュットはもう10年ぐらい使っています。最近、ひざ下のショートタイプの「寝ながらメディキュット」が発売されて、これもいい!(笑)。寝ているときに足首に落ちた血を上げてくれるんですよ。
永富 飛行機の機内でも活躍しますよね。
SONOMI 私、一番気になるのはセルライト! 30代に入ってからグッと増えた気がして、エステシャンのひとが「細いけど足首までついてる!」って驚くほどで。「昔はもっと足首細かったでしょ?」って聞かれて、むくみを放っておくと脂肪になって、セルライトがつきやすいみたいです。
永富 超意外。冷えからも、セルライトになりやすいですもんね。このメディキュットをはいていたら、あったかいし。エクササイズはどんなことしているの?
SONOMI 昔ジムで週3回、ボクササイズをやっていたころは一番やせていたんですが、締まりすぎちゃって、ムキムキで、しなやかさがなくなったんですね。
永富 ボクササイズ、ハードで楽しそうだけど、あまり追い込みすぎるとお尻のかたちが男性的に締まってくる、という話も。
SONOMI 私の理想は、シエナ・ミラー(イギリス人のモデル・女優・ファッションデザイナー)の身体。筋肉もついているけど、しなやかで美しい。
永富 2冊目の本はトレーニングものにするとか。実益も兼ねられるし!
SONOMI あ、それいいかも。私が逃げられないもののほうがいいかも(笑)。
永富 あ、話がそれちゃった。ごめんね~。すぐ横道にそれるんだ。旅先アイテムのつづきだけど、サプリメントもかなりの量ですね!
SONOMI 私、自分の一番の自慢は健康なんです。風邪もひかないんです。健康も神さまの贈りものなんです。でも海外ロケなどに行くとつい暴飲暴食しちゃうので、サプリメントはもっていきますね。総合サプリとかプラセンタとか多めにもっていきます。心配性なんですよね。それでつづけたらキレイになれると信じて飲んでる(笑)。
永富 信じて飲みつづけないと、絶対結果は半減すると思う。この「SPEED DIETING」というのは? はじめて見ました。
SONOMI これは私の最近のヒット商品で、旅先で薦められたんですけど、「1週間でやせよう!」っていう商品で、朝と夜で成分が違うボディクリームなんです。
永富 いったい、どこに使っているの?
SONOMI おなかと、太ももと、おしり。
永富 旅先でもそこまでの努力をかかさないって、さすがですね。でも、じつは、最近重要なことに気づいたんだけど、キレイなひとにはそれだけの理由があるんですよね。体型なんてとくにわかりやすい一例かも。こうゆう筋肉をこの場所につけたいからってトレーニングに余念がない。それに、ここが痩せたい! って思ったら、ケアにも余念がないの。私たちが、“明日こそは、やろう”とか“旅先だから、ま、いっか”と、先伸ばしすることでも絶対習慣化するし。心の筋力も強いんだな、って。もしかしたら、習慣化するうちに、心の筋力もついてくるんだろうな、って。
SONOMI この「アヴェダ」の洗い流さないヘアトリートメントもヘビロテアイテムですね。私、海外で水が変わると毛質も変わっちゃうんですが、これには助けられています。
永富 そうそう。水でほんと変わる。普段使っているシャンプーも、海外へ行くと泡立たないことも多いし。乾燥したり膨張したり、肌の扱いより面倒。最初洗い流さないタイプのトリートメントがでたときは、ドライヤーの熱から髪を守れればいっか、と思ってたんだけど、かなりの使い道がありますよね。それに、旅先でのヘアスタイルって重要ですもんね。このアイピローもかわいいですね。
SONOMI 心配性なので普段使っているものをとりあえずもっていきます。心配性のくせに性格は適当なんですよね(笑)。だからスーツケースがすぐいっぱいになっちゃう。
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談 (後編)
「恋愛、仕事、全部手に入れたい!」(3)
なにかを引き替えになにかを失うなんて思っちゃいけない
永富 最近のお買い物スタイルは変わりましたか?
SONOMI すごく慎重になってきましたね。無駄遣いはもう絶対しないって、自分を戒めました。この2年ぐらいで買い物の仕方が変わりましたね。
永富 たとえば、SONOMIさんのようにおしゃれになりたいとき、いっぱい買ったほうがいいのか、慎重になったほうがいいのか、どう思います?
SONOMI すごい新鮮な質問ですね! 買い物は経験なんでしょうね。若いときはいっぱい買い物をして、無駄なことをしてもいいと思う。それで自分の色とかアイデアとか、使うパターンとか行動とかを発見するでしょ。いっぱい買って肥やしにしていいと思います。私も25歳まではすごく買っていて、あれは幻?(笑)って。最近はほしいものがそれほどないんですよね。
永富 それは人生観ともリンクしてる?
SONOMI 人生は一度しかないからもっと欲ばっていいかも。ときには“いま幸せだ、なにもかも幸せ”もいいかもって、最近フッと思ったんです。なにかを引き替えになにかを失うなんて思っちゃいけない。恋愛も仕事もぜんぶ手に入れたい。欲しがったっていいじゃんって。自分にも欲ばっていい時間があるはずなんじゃないかなって。
永富 言葉にすれば実現できる!
SONOMI 「言霊」って第三者に向けて言うといいんですって。“私、全部手に入れます!”。
永富 SONOMIさん、素直でカワイイ! 女性がキレイになりたい! モテたい! って大きな声で言えるようになったのだって、考えてみれば最近のこと。これからはSONOMIさんスタイルが主流になるかもね。私も言おうっと。
SONOMI 悲観的になることはないんですよね。私、人生でわがままを言っていい時期って3回あると思っていて、1回目は17、18歳で終わっているんですが、いま2回目なのかもしれません。
永富 うんと、わがまま言って、実行してください! 楽しみにしています!
応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。