モデル・SONOMI × 永富千晴|「強くてしなやかで優しい女性になりたい」(前編)
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談(前編)
「強くてしなやかで優しい女性になりたい」(1)
連載3回目の「永富千晴のビューティ・クローズアップ」では、今年の4月に初の単行本『モデルSONOMIのおしゃれダイアリー』(アメーバブックス新社)を出版し、好評で増刷も決まった著者のSONOMIさんにクローズアップ。ユニリーバ「Rexena(レセナ)ドライシールド」のCMキャラクターとしても活躍中の彼女に、恋愛から風水、結婚などまでたっぷりお話を聞きました。
文=オウプナーズ
写真=原恵美子
読み飛ばさないで読んでほしいエッセイのページ
SONOMIさんって、ただキレイなだけではなくって、“大人っぽくて色気があるのにかわいい女性”ですね。今回は、等身大の自分を著書に書き綴ったこともあって、ストレートに恋愛の話もうかがってみたいなと思いました。婚活中の女性も多いなかで、SONOMIさんの恋愛観、探ってみました!
永富 以前からお話してみたくて、やっと実現してうれしいです。いろんな女性誌ではひっぱりだこで、CM出演や本の出版と、忙しい最中に時間をつくってくれて、本当にありがとう! 以前からファション雑誌で見ていて、“クールな反面、色気、かわいさをもちあわせた女性”だなぁって注目してました。どの角度から見てもファッショナブルで、モデルさんとしても大好きで。じつは、表参道を歩いているのをよく見かけて、やっぱりきれいだなって。こちらは誌面で拝見しているから、つい声をかけてみたくなっちゃうんですけれどね(笑)。
SONOMI 表参道、よくいます。交差点の付近にいます(笑)。お買い物やお茶してます。
永富 初の著書『モデルSONOMIのおしゃれダイアリー』拝見しました。情報が充実していて、プライベートなことまで書かれていますね。とくに、エッセイのページ、モデルという枠を超えた、等身大のSONOMIさんの気持ちが書き綴られていて、女性としてじ~んときちゃいました。
SONOMI 本の評判は、私のまわりの反応はとてもいいです。うれしいですね。普段あまりお話しない編集の方から声をかけていただいたり、「いわゆるモデル本だと思っていたけど、とてもよかったよ」って言っていただいたり。
永富 どのページも思い出いっぱいだと思いますが、ご自身ではどのページがお気に入りですか。
SONOMI エッセイのページが一番時間がかかりましたね。言葉を選ぶのも大変で、何度も何度も書き直したり。ブログは1日のことを書きますが、本はやはり重みがちがうので、時間がかかりました。ここは読み飛ばさないで読んでほしいなって思います。
永富 私はあのページを拝見して、ますますファンになりました。自分のなかですごく葛藤があったからこそ噛み砕けて、あれだけの少ない行数にまとめられたんだろうな……って。余談ですが、統計学的には、女性がひとつの別れを消化できるまでの期間って、「一緒にいた期間÷2」っていわれているらしいですよ。できあがった本を手にしたとき、どんな気分でしたか?
SONOMI それはうれしかったです。やっと! って感じと、できた! って感動で。発売日に恵比寿でサイン会をおこなったんですけど、たくさんの読者の方が来てくれて、そこでさらに感動しました。ブログをはじめて5年以上になるので、“つづけるといいことがあるな”って(笑)。
永富 モデルさんって、自分の仕事の軌跡や記録は、ポートフォリオしかないでしょ? 外からはモデルという職業がどれだけ大変な仕事かもわからないし。そういう意味でもブログはパーソナルな部分が出せますよね。
SONOMI ブログは楽しいです。私、人生の半分くらいモデルをしていますが、ブログをやっている5年ほどはほんとうに紆余曲折があって、いろんな経験をして、いいことばかりじゃなかったんですが、そういうこともふくめて本も出せたし、ま、いっかって(笑)。
永富 CM出演されている「レセナ」が、300万本以上売れているヒット商品になりましたよね。SONOMIさんがメインキャラクターだ、という話を聞いて気になって使ってみたのですが、すごくいいですね! 汗をかいても匂いの面で怖くなくなる。この夏は、レセナで乗り切ってますよ~。
SONOMI コマーシャルに出演できたのも、本を出版できたのも、神さまがご褒美をくれたんだなっていうのが正直な感想ですね。仕事をしてきて、がんばってもダメなときも知っているし、がんばって良かったことも知っているし、いろんなチャンスをもらったことに感謝しながら、それをつぎにどうやって活かしていこうかなって。
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談(前編)
「強くてしなやかで優しい女性になりたい」(2)
SONOMI 風水の本に“独身女性はクッションをかならず偶数で置きなさい”って書いてあったんです。それでですね(笑)。
永富 ……で、効果はありそう??
SONOMI あると信じたいです。でも自分の部屋のインテリアを邪魔しない、お友だちも来やすい部屋には心がけています。あと、暮らしのなかに自分の好きな色を置いたり。
永富 それはなにをしているの?
SONOMI ベットの横のテーブルに、大きな花を咲かせるものを飾ると恋愛運が花開くと言われて、ピンクのガーベラを飾ったり。ガーベラやカーネーション、チューリップもいいそうです。でも、飾るときはかならず花も偶数。未婚は奇数はダメって。
永富 げげ。わたし、クッションはいろんなかたちで1個ずつだし、ベットの横は壁だわ(涙)。枕の近くに、刃物を置いておくと“悪い縁が切れる”というから、それは、置いているんですけれど。だけど、恋愛運を呼び込むものがなにひとつとしてないことが、いま判明しました。
SONOMI お花って、5本とか奇数本を飾るのがかわいいでしょ。偶数だと6本では物足りないし、8本とか10本になって、“結婚をしていないとお金までかかる!”(笑)
永富 SONOMIさん、サイコー(笑)。
SONOMI あと、鉢植えは、ひとりが根づくからダメで、花を咲かせるのは切り花で飾ること。観葉植物はOKだそうです。
人気モデルのSONOMIさんを迎えて
SONOMI×永富千晴 対談(前編)
「強くてしなやかで優しい女性になりたい」(3)
永富 でもSONOMIさんは、いま仕事パワーは絶好調かも。
SONOMI 結婚した~い。でも永富さんの言うとおり、仕事も楽しいんです。とある占い師のかたから“仕事運がいいからがんばりなさい”って言われてるんですよね。
永富 結婚に惹かれる理由は?
SONOMI 結婚して子どもを産むということは、女性としてすごく幸せなことだと思います。仕事ももちろん大切ですが、年老いた最後の瞬間に、自分の人生はとても幸せだったな、と思いたいんです。性格的にも私は大切ななにかがあるほうがポジティブなパワーを発揮するんですよね。
永富 パートナーを探しているときより、普通にしていたときのほうが、“気づいたら、横にいた”なんて話も多いし。
SONOMI それで、私ひとりだと強くなりきれないけど、誰かパートナーがいるときのほうが私は強くて、仕事もがんばれる。ひとりでお気楽だとダメになるんです。守るべきもの、絶対的に信頼できるパートナーと結婚して土台を強くして、もっとがんばりたい。
永富 よろこびをわかちあえる男性が早くあらわれるといいですね!!
SONOMI 仕事をもっている女性はみんな気は強いけど、強いのは憧れでもあって、強くてしなやかで優しい女性になりたい。歳を重ねて、そうなれるかな?
永富 いまの仕事は?
SONOMI 高校生のときからはじめた仕事なので、10代を振り返ると仕事の思い出のほうが多いんです。だから結婚しても仕事はずっとしていきたいですね。
SONOMI’Sオフィシャルブログ
「Sonomi blog」
http://ameblo.jp/dearkiss/