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2020年3月13日
ドルチェ&ガッバーナがコロナウイルス研究のため資金援助を表明|DOLCE&GABBANA
DOLCE&GABBANA|ドルチェ&ガッバーナ
コロナウイルス研究のためミラノのウマニタス大学へ資金援助を表明
DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)は、ウマニタス大学の科学技術部長および名誉教授であるアルベルト・マントバーニ教授と新型コロナウイルス SARS-CoV-2に対する免疫システムの究明を目的とした研究を支援し、ウマニタス大学へ寄付を行った。
Text by ELESINMETA Yuka
コロナウイルスに対する免疫システムの究明へ
アルベルト・マントバーニ教授 Courtesy of Humanitas University
一刻も早い診断ツールの開発が求められる中、世界保健へ役立てるため、この研究は免疫システムの研究を行うマントバーニ教授および同大学の研究室に席を置くチェチリア・ガルランダ教授に率いられ、イタリアで最初にSARSの起因病原体を分離することに成功したサン・ラッファエレ・ビータ・サルーテ大学のウイルス学者、エリザ・ビチェンチ教授およびマッシモ・クレメンティ教授とともに、すべての技術と能力を結集して行われる。
エリザ・ビチェンチ教授 Courtesy of Humanitas University
また、ウマニタス大学とミラノ工科大学の協力のもと、医療技術の分野における革新的な学位プログラムをつくり、奨学金の援助も行うと発表。この新しいプログラムでは医師として生物医学における技術アプローチや総合的な医療スキル向上を目指す。
「何かをしなければならないと感じました。全人類を脅かすこの脅威的なウイルスと戦うために。
このような時は、正しい選択をすることが求められます。そこで、奨学金制度で既に協力してきたウマニタス大学こそが、卓越した技術と人間性を兼ね備えた理想的なパートナーだと考えました。
どんな時であってもとにかく行動を起こすことが重要だと考えました。科学技術研究を支援することは私たちの道義的義務です。私たちの貢献がこの大きな問題の解決に少しでも役立つことを願って止みません」
とドメニコ・ドルチェ(写真右)とステファノ・ガッバーナは語っている。
このような時は、正しい選択をすることが求められます。そこで、奨学金制度で既に協力してきたウマニタス大学こそが、卓越した技術と人間性を兼ね備えた理想的なパートナーだと考えました。
どんな時であってもとにかく行動を起こすことが重要だと考えました。科学技術研究を支援することは私たちの道義的義務です。私たちの貢献がこの大きな問題の解決に少しでも役立つことを願って止みません」
とドメニコ・ドルチェ(写真右)とステファノ・ガッバーナは語っている。
ドルチェ&ガッバーナが資金提供し、マントバーニ教授と連携して行う今回の共同研究では、診断と治療介入法の開発のための基盤を築き、地球規模の問題の解決に貢献することを目的としている。