ベルルッティから新たな素材「スクリットアラベスク」を使用したバッグが登場｜BERLUTI

BERLUTI｜ベルルッティ

軽量性と耐久性を兼ね備えた新素材「スクリットアラベスク」が登場

ブーツメーカーのベルルッティは、メゾンのアイコンであるカリグラフィーのスクリット(Scritto)を再解釈した新しい素材のバッグを発表。ベルルッティの直営店舗とベルルッティオンラインショップにて販売中だ。

Text by OGASAWARA Nami

カリグラフィーのスクリットを再解釈

ベルルッティは1895年にパリで創業された、4世代続くブーツメーカー。2005年に上質のレザーグッズを発売し、ついで 2011年にはレディトゥウエアのコレクションも発表し、パリのマルブフ通りとセーヴル通りにあるアトリエにて、全身フルオーダーメイドで誂えることができる世界で唯一のメゾンとなった。

今回発表した新素材「スクリットアラベスク(Scritto Arabesque)」は、深みのあるネイビーブルーとベージュの3色の糸をジャカードで織り込み、表面にコーティングを施すことで、軽さと耐久性を兼ね備えている。

ベルルッティから新たな素材「スクリットアラベスク」を使用したバッグが登場｜BERLUTI

キャンバスで表現されたスクリットは、「アラベスク」の名前の由来であるしなやかなダンスのようなラインを描き、バッグのラインナップに個性をもたらしている。

スクリットと同様に、バッグの仕上げにはベルルッティの伝統が息づいており、スムースレザーのディテールはキャンバスと調和し、折り紙からインスピレーションを得た三角形のフォールディングディテールが施されている。

またロゴ周りにはブーツに用いられるスタッズが施され、メゾンのクラフツマンシップを強く想起させるポイントになっている。

ラインナップは、メッセンジャーバッグのマイルズ(Miles)、トートバッグのトゥジュール(Toujours)、クロスボディバッグのアンジュールガリバー(Un Jour Gulliver)、クラッチバッグのニノ(Nino)の4つの代表的なバッグに加え、レザーフラップ、レザードローストリングとサイドジップクロージャーを備えた実用的で容量の大きいバックパック、ノマド(Nomad)も展開されている。