フレンチポップな色彩のサングラスをラインナップ

マックス・ピティオンの最新コレクションでは、これまで発表されたカラー、ブラックやべっ甲色にくわえ、ブランドの特徴でもある、重厚さを残しながらも、いままでとは趣の異なるカラフルなコレクションが登場。オリジナリティあふれるフレンチポップなカラーリングが新鮮だ。

フランス生まれのブランドらしい大胆な明るいカラーリングをベースに、絶妙なグラデーションによる洗練された雰囲気を演出した「RUBY」「ROCKET BLUE」「NUDE」のカラーは、ビビットで色彩豊かな要素と、ブランドがもつ肉厚で重厚なヨーロピアンヴィンテージの色香が融合した、美しい仕上がりとなっている。

8月24日（日）まで、東京・恵比寿のアイウェアショップ「コンティニュエ」にて開催されている『「MAX PITTION」Colors Collection』では、人気の既存モデル2型「Politician」「Shelby」にくわえ、丸みのあるシェイプがトレンドを感じさせる「Vega」と、バタフライシェイプをイメージさせるセレブリティなデザイン「GITANE」の2モデルがあらたにラインナップ。どちらもユニセックスなデザインで、コレクションに奥行きの深さを出している。

＜About MAX PITTION＞
現クリエイティブディレクターは、グラミー賞ギタリストのジョン・メイヤー

ブランドの創業者であるマックス・ピティオンは、1921年3月1日にフランスアルプスの南ジュラにある小さな町オヨナで誕生。マックスの父であるエミール・ピティオンが1940年代に家内工場であるピティオン・ルネッテリア（ピティオン眼鏡）でセルロイド眼鏡の限定生産をしていたのがきっかけでビジネスにくわわる。

1960年～70年代、ピティオン・ルネッテリア（ピティオン眼鏡）の黄金期には、工場が200人以上の従業員を抱えるまでになり、マックスは眼鏡製造組合である「Chamber Syndicale de la Lunetterie（眼鏡組合協議会）」の会長に就任。つづいて1967年には「シルモ・パリ国際眼鏡見本市（SILMO）」の創設メンバーのひとりとなった。この見本市は毎年オヨナで開催されてきたが、その後パリに移り世界最大でもっとも有名なアイウェア展示会となった。

そんなマックスは1970年代後半に引退し、大自然の中でスキーやハイキングなどをたしなんで隠居生活を楽しみ、2009年1月4日にオヨナにて87歳でこの世を去った。そして没後4年となる2013年、マックスへの尊敬の念と追悼の意味を込めて「MAX PITTION」が再スタートしたのだった。

そして現在、クリエイティブディレクターを務めているのは、なんとグラミー賞ギタリストのジョン・メイヤー。アイウェアコレクターの一面をもつ同氏がブランドに惚れ込み、ブランドの版権を獲得。そして、「NATIVE SONS」など、さまざまなブランドのアイウェアデザインなどを手がける「The LIGHT Co.Ltd」のタミー・オガラとタッグを組み、ブランドを復活させたのだ。

「MAX PITTION」Colors Collection
期間｜8月24日（日）まで開催中
場所｜Continuer
東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 カルム恵比寿1F
Tel. 03-3792-8978
営業時間｜12:00～21:00
毎週水曜定休
http://www.continuer.jp