サングラスブランド「THINGLASS」とコラボレーション |荒岡眼鏡
FASHION / NEWS
2018年2月9日

サングラスブランド「THINGLASS」とコラボレーション |荒岡眼鏡

荒岡眼鏡|アラオカガンキョウ

1980年代に一世を風靡したレンズを搭載

アイウエア専門店「ブリンク外苑前」「ブリンク ベース」の運営のみならず、昨年は二俣公一氏をデザイナーに迎え、創業77周年の記念モデル「Elder_ARAOKAGANKYO」をリリース。2018年始には土産物ブランド「新吉原」と色眼鏡拭きを販売。さらに今月1日には縁の地である御徒町にカフェ「RUTTEN_」をオープン…と依然活発な動きを見せる荒岡眼鏡。今度はサングラスブランド「THINGLASS(シングラス)」と協業し、特別モデル「#TOKI_TA01」を限定販売する。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

シングラス × 荒岡眼鏡 特別モデル「#TOKI_TA01」

「THINGLASS」は、2016年にスタートしたサングラスに特化したブランド。ブランドディレクターを務める堤友厚氏は、1943年創業、ガラス製レンズに特化した日本屈指の光学ガラスメーカー「オーエムジー」の三代目でもある。堤氏は現代的な感覚と機能性ガラスの技術力を交錯させ、「薄くて軽く、さまざまな光学特性を持ったガラスレンズ」を日々開発・製造しながら、その特性を伝えるべく、個人のプロジェクトとして「THINGLASS」をスタート。フレームのデザインは、日本の眼鏡業界を代表するデザイナー・榎本郁也氏が担当している。

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今回のコラボレーションでは、「THINGLASS」の人気モデル「TOKI」のクリアカラーのフレームに、オーエムジーのレンズカラー「オールウエザーローズ」を採用。「オールウエザーローズ」は、「オーエムジー」の創業者・故 堤正巳が、1970年代に約5年の歳月をかけて開発したカラー。伝統工芸の江戸切子の着色方法に倣い、ガラスの素材に「金」を入れることで、淡くて美しいピンク色に。この色は、全天候に対応するとともに、人の眼が眩しさを感じる波長をカットする効能があるため、1980年代にはスキー用のサングラスにも多用。なんと年間30万ペアの販売実績があったという。

発売日はバレンタインデー。限定20本。

荒岡眼鏡の荒岡俊行氏が「オールウエザーローズ」の発色に魅了され、堤氏からその背景や効能を聞き、このレンズに相応しいサングラスは何かと議論を重ねたのがコラボレーションのきっかけに。

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「レンズの色を引き立たせつつ、光が射した時にフレームのカラーがレンズの色に干渉しない」という理由で、透き通るようなクリアカラー(トランスペアレント)と組み合わせた。先人の熱量に対する現代からの回答ともいうべきサングラスは、20本限りの限定商品となっている。発売は2月14日。

シングラス×荒岡眼鏡 特別モデル「#TOKI_TA01」
レンズカラー|オールウエザーローズ
フレームカラー|トランスペアレント
価格|3万5,000円(税別)
販売本数|限定20本
販売店舗|ブリンク外苑前、ブリンク ベース
発売日|2018年2月14日(水)

問い合わせ先

ブリンク外苑前

Tel.03-5775-7525

http://blinc.co.jp/

           
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