初夏の装いに華やかさをくわえるフェアファクスのポケットチーフ|FAIRFAX
FASHION / MEN
2015年4月8日

初夏の装いに華やかさをくわえるフェアファクスのポケットチーフ|FAIRFAX

FAIRFAX|フェアファクス

初夏の装いに華やかさをくわえるポケットチーフ

日本を代表するネクタイブランド「FAIRFAX(フェアファクス)」のアイテムを紹介する連載『フェアファクスの提言』。今月は、ネイビーを基調としたコーディネートをさらに奥ゆきのあるものにする、ポケットチーフを紹介する。

Photographs by JAMANDFIXStyling by TOCHIGI MasahiroText by IWANAGA Morito(OPENERS)

ネイビーを活用したアイテムのグラデーション

初夏のジャケットスタイルは、ほどよい軽快さをネイビーで演出したい。「フェアファクス」が提案するのは、ブレザーやニットタイなどに同色を選びつつも、質感や色の深さで差をつけることによって生まれる、立体感のあるスタイルだ。

ポイントとなるのが、着こなしにトーンをくわえ、ドレッシーな印象をあたえてくれるポケットチーフ。挿し方ひとつでイメージを左右するものだが、今回はパフアンドクラッシュで華やかにアレンジした。

FAIRFAX|フェアファクス 04

ネイビーのドットが入ったチーフは、表と裏の面積をコントロールすることで、豊かな表情となる。またフェアファクスが誇るポケットチーフのラインナップは、おなじ系統のアイテムでもバリエーションが多様なので、より具体的なオーダーに応えることができる。

FAIRFAX|フェアファクス 02

白地のシルク素材をベースとして、ペイズリーや小紋、グレンチェックといった柄を切り替えたものなど、アイテムの特性を熟知したデザインに、ブランドのドレスクロージングへの深い理解が感じられる。いずれもブルー系でプリントされたものとなるので、ネイビーやブルーが基調となるスタイリングの際に、グラデーションをくわえる目的で使用するのをお薦めしたい。

アイテムとしてのクオリティも特筆もの。日本国内で織られたシルクのツイル地は、とろみのある質感とエレガントな光沢をもつ。縁部分をすべて手巻きで仕上げているため、ミシン縫いにはない、ふっくらとした表情に。これにより、どのような挿し方にたいしても、なめらかな輪郭がもたらされるのだ。

季節とともに着こなしが変わるたびに、チェックしたいアイテムのポケットチーフ。フェアファクスでは今季、とくにネイビーのラインナップが充実している。いずれも品のあるモダンなデザインに仕上げられている。

ツイルポケットチーフ
柄|ドット、4面グレンチェック、パッチワーク風プリント
素材|4320円
素材|シルク100%
サイズ|40×40cm

フェアファクスコレクティブ
Tel. 03-3497-1211
http://www.fairfax-collective.com

           
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