フェアファクスが伝えるフォーマルシャツの新解釈|FAIRFAX
FASHION / MEN
2014年12月26日

フェアファクスが伝えるフォーマルシャツの新解釈|FAIRFAX

FAIRFAX|フェアファクス

「Fitzgerald meets HITOYOSHI 1988」レーベルから紹介

フォーマルシャツの新解釈

日本のネクタイブランド「FAIRFAX(フェアファクス)」が考える、フォーマルシャツ。今回は、ウイングカラーにツイル生地という王道の仕様にくわえ、レギュラーカラーにピンオックスフォードというフォーマルシャツとしては新鮮な印象の一枚を紹介する。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

アメリカントラッドをミックスした、プリーツ入りのシャツ

「フェアファクス」は、ドレスクロージングのセオリーを熟知したうえで、個性的なアイテムを展開するネクタイブランド。そのクリエイションは、ネクタイのみならずシャツにまで及ぶ。今回は、熊本県・人吉市にあるシャツファクトリー「HITOYOSHI」と共同で製作するレーベル「Fitzgerald meets HITOYOSHI 1988」から2種類のフォーマルシャツを紹介。

ひとつ目は、アメリカントラッドのテイストを感じさせるピンオックス生地とレギュラーカラーといった仕様に、手折りのプリーツをほどこした一着だ。そのルックスはあくまでドレスシーンを想定しているのだが、装いの雰囲気は肩の力の抜けたものとなる。

その印象を作りだすのは、ディテールの妙。大きめのピッチでくわえられたステッチ、ボタンダウンシャツなどに用いられる表前立てのデザインなど、本来ならば、フォーマルの文脈には沿わないアレンジが特徴となる。

これらのデザインを、プリーツの入ったシャツに合わせるという試みにより、ほかでは味わえないフェアファクスらしいミックス感を表現した。

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ひとつ持っておくと差がつく、ウイングカラー

合わせて紹介したいのが、王道のフォーマルをいく、ウイングカラーの一枚だ。スムースな光沢のあるツイル生地は、超長綿の細番手双糸によって高密度で織られ、ハリやコシを維持しながらコットンならではの風合いも味わえる。ほどよくシェイプされたシルエットと相まって、端正でドレッシーなルックスを作りだす。

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ボウタイと合わせれば、パーティシーンに溶け込むためのお手本のようなスタイルが完成。ウイングカラーのシャツをひとつもっていれば、TPOに合わせたスーツの着こなしの楽しみ方もぐっと広がるはずだ。

レギュラーカラー/白ピンオックスフォードシャツ
サイズ|37~43
素材|綿100%
価格|1万9440円

ウイングカラー/白ツイルシャツ
サイズ|37~43
素材|綿100%
価格|1万9440円

フェアファクスコレクティブ
Tel. 03-3497-1211
http://www.fairfax-collective.com

           
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