HANKYU MEN’S TOKYO|2014年夏は「スマートクールビズ」が合言葉
HANKYU MEN'S TOKYO|阪急メンズ東京
着崩し過ぎないカジュアル感覚は“パステルカラー×素材感”がキーポイント
2014年夏は「スマートクールビズ」を着こなそう
誰もが実感している「クールビズスタイルの進化」だが、2014年はどうなるのか。阪急メンズ東京からの回答は、着崩しすぎないカジュアル感覚を取り入れた“クールパステル”のカラーと、より清涼感を得られる機能性と、質感の高さを兼ね備える“クールテクノロジー”ファブリックのアイテムによるスタイリングを提案。色と素材を上手に組み合わせて、ビジネスシーンにおけるドレスコードの多様化を一歩リードしよう。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIXPhotographs by SUZUKI Shimpei(INTERVIEW)
クールパステル”で、軽やかさと爽やかさをアピール
昨年は、涼感や“品位と品格”を意識した装いにフォーカスし、“クールジェントリー”というテーマでのビジネススタイルを紹介した阪急メンズ東京。
2014年にまず提案する“クールパステル”では、「朝活」に熱心に取り組み、情報に敏感で、健康志向が強く、スマートに仕事をこなす正統派の男性をイメージしている。
昨年の伝統柄×機能性で“着崩さない”エレガントなスタイルにたいし、今年は“着崩しすぎない”カジュアルさを取り入れたスタイルに着目。知性を感じる要素や機能は保ちつつ、より進化した軽やかで爽やかなクールビズスタイルを提案する。
パステルカラー×素材感がカギとなる
軽量・涼感などの機能性をもつ、麻や綿の上質天然素材を融合させた“汗を感じさせない”アイテムが多数登場。
とくに注目したいのが、クールビズスタイルの核となるシャツだ。阪急メンズ東京で人気の「HITOYOSHI」では、低速での“絡み織り”という特殊な織り方によって、鹿の子にも似た仕上がりの記事を採用。熱がこもらない通気性とストレッチ性をもち、天然繊維でありながら清涼感を備えている。おなじく低速織機で織った、通常の綿麻生地よりも細番手で柔らかい生地の綿麻シャツも、見逃せないアイテムだ。
さらに、吸汗機能を果たすアンダーシャツも多彩に揃う。接触冷感素材「アイスコットン」による、さらりとした着心地が気持ちいい「コンフォートインデックス」のアンダーシャツは、阪急メンズ別注として一分袖仕様もラインナップする。
[getContents id="817885"]
HANKYU MEN'S TOKYO|阪急メンズ東京
より涼感性を感じる高機能性と、上質感のミックス“機能性×上質天然素材”に注目
2014年夏は「スマートクールビズ」を着こなそう
阪急メンズ東京が提案するクールビズ“クールパステル”が着崩しすぎないカジュアル感覚を取り入れたスタイルなら、“クールテクノロジー”はより清涼性のある高い機能性と上質感を兼ね備えたアイテムでの着こなしの提案。高温多湿な日本の夏を乗り切るヒントがここにある。
夏をいかに快適に過ごせるかの回答“クールテクノロジー”
シャツブランド「HITOYOSHI」の、カラー×細番手の麻・綿や、絡み織りというこだわりの手法による“クールパステル”スタイル提案のいっぽうで、“クールテクノロジー”では、スイスのスポイリー社による強撚糸の「アイスコットン」を使用したアイテムに注目。天然繊維ながらドライなタッチで、接触冷感のあるビジネスシャツなどを提案する。
さらに、アンダーウェアでは広く知られる、夏を涼しく、冬を暖かくサポートする新素材「アウトラストポリエステル糸」を使用した「ボディライフ」の半袖V首アンダーシャツと1分袖V首アンダーシャツにもフォーカス。いかに快適に過ごせるかを追求した、スタイルを組み立てるうえで必須のアイテムが多数登場する。
機能を知るほどヘビロテしたくなる!
また、“ストレッチ、ウォッシャブル、セットアップ”をキーワードに、高機能素材のストレッチオックスフォードを採用した「マッキントッシュ フィロソフィー」のジャケットとスラックスにも注目だ。着心地と使い勝手を両立しつつ、家庭での手洗いにも対応するなど、ビジネスマンの強い味方となる。クールテクノロジーというテーマを明確に伝えてくれるアイテムといえよう。
おなじく、綿よりも速く汗を吸収・蒸散し、身体の快適な湿度を保持し体温を下げる機能をもつ「クールマックス」を使用した「ケント&カーウェン」のギンガムジャケットや、強撚糸のサマーコットンを使用し、抗菌防臭のポリジン加工をほどこした、浅履きシルエットのゴーストソックスなど、機能を知るほどヘビーローテーションしたくなるアイテムが揃う。
[getContents id="817885"]
HANKYU MEN'S TOKYO|阪急メンズ東京
今年のクールビズは、思った以上にカジュアル化が進行中!
スタイリスト、西ヶ峰充宏氏によるクールビズ最新講座
「これまでのクールビズと今年のちがいを一言であらわすと、ずばり“個性をくわえるクールビズ”です」という阪急メンズ東京「スタイルメイキング クラブ」スタイリストの西ヶ峰充宏氏。阪急メンズが提案する、クールパステルとクールテクノロジーを踏まえつつ、阪急メンズ東京の名物スタイリストのクールビズ講座を開講!
さらなるカジュアル化が進むと予想
クールビズのスタートから10年が経ち、ネクタイを外した、ジャケットを脱いだだけのスタイルから、毎年確実に進化しています。ただ注意したいのは、10年という時間のなかでスタイルが同質化し、グレーが中心の立体感のない平板な着こなしが多くなってきている点です。
今年は、景気上昇という時代の波も受けながら、「差別化したい、個性を出したい」という部分で、色による個性の表現と、さらなるカジュアル化が進むでしょう。
注目素材は、綿や麻の天然素材
まず注目してほしいのは、ジャケットやシャツ、アンダーウェアに使われる“天然素材”の豊富なバリエーションです。昨年も消臭・吸汗・速乾の高機能素材は注目されましたが、人工的なポリエステル混がメインでした。
今年は、同等の機能性をもった綿や麻など天然素材が台頭。ポリエステル混では汗をかくと多少のべとつきは避けられませんでしたが、天然素材だと、真夏でもさらりとした触感で着こなせます。
立体感のある夏スタイルとは?
じつは、昨年のクールビズが“色物元年”でした。今年は色物2年目として、サックスブルーやベージュなどの涼しげな印象をあたえるカラーが主役になります。着こなしのアクセントとなるベルトやバッグ、靴、カフリンクスなどに使われている金具の色がより鮮やかにシャープになり、マットな服の生地と光りものの組み合わせで、奥行きの出る着こなしが完成。平板な印象を一転させ、立体感のあるスタイルが生まれます。
マストバイアイテム、教えます
トップスでカラーを取り入れるなら、全体を軽快に見せるホワイトパンツは必須アイテム。カジュアル化ではチェックのシャツや鹿の子素材のポロ仕様もマストですね。さらに、スラックスを穿かなくていい職場なら、クリースが入った綿のパンツが活躍してくれるでしょう。
シャツでは、低速の織機で織ることで、生地に凹凸をつくって、肌に接触が少ない“絡み織り”のシャツがお薦めです。通気性が良く、着心地の良いシャツは手放せなくなるはずです。
また、靴を選ぶ際は、どんな色とも合わせやすい茶系がお薦め。きれいな色の小型クラッチバッグなども注目の小物です。ぜひ、ドレス感のあるクールビズスタイルをお楽しみください。
[getContents id="817885"]