HERGOPOCH|日本の鞄の老舗がつくるプライム グレイン レザーという上質
HERGOPOCH|エルゴポック
日本の鞄の老舗がつくる
プライム グレイン レザーという上質
エルゴポックは、いま日本で考えうる最上級の鞄をつくり出すブランドである。時代を映しだす意匠をかたどるのは、自社開発した“プライム グレイン レザー”。職人の手仕事が感じられる技術を駆使した鞄は、ビジネスバッグとして必要な機能と最上級のエレガンスを有している。
文=池田保行(04)写真=JAMANDFIX
機能美に満ちた渾身のコレクション
単なる鞄ではなく、つねに二面性をもつ──「エルゴポック」とは、「エルゴノミクス(人間工学)」と「エポック(創世、起点)」というふたつの単語を合わせた造語である。
そんな名前の由来をもつエルゴポックは、2005年に誕生したあたらしい時代のためのブランドである。それまでOEMの鞄製造ファクトリーであった国内の鞄メーカー、キヨモトが半世紀にわたり蓄積してきたノウハウを余すことなく注ぎ込んだ。ブランド誕生から5年を経た今年は、同社の50周年と重なる。そしてそのコレクションは、さらなる充実をみせている。
リアリティのない価格やつくり込みに自己満足しているメイド イン ジャパンではない。あくまで道具として納得いく仕上がりと、価格設定に説得力がある。“所有するよろこび”と同時に“使うよろこび”を伝えるため、その機能とデザインは“上質”で“オリジナリティ”に溢れ、“堅牢”かつ“美麗”というエレメントを具有していた。それはハンドルの長さを調整して手もちと肩掛けに使い分けたり、ビジネス鞄のマチ幅を変更して容量を加減したり、これまで難しかった機能面とデザイン面の両立を実現している。
道具であると同時にアクセサリーとしての側面をも併せもつエルゴポック。ビジネスマンにふさわしい鞄ならば真面目なブリーフも気軽なトートも選ぶことができる。オフのシーンで持つならば、身体に沿う形状のボディバッグや、適当なキャパシティのショルダーバッグも揃う。カラーリングも選べるうえに、サイズ展開されるモデルも並ぶ。それはビジネスシーンとオフシーンを描き出すに十分なコレクションだ。
多彩なコレクションのなかでも注目度が高いのは、昨年発表された“プライム グレイン レザー”のシリーズだ。オンとオフを行き来できる珠玉のラインナップが揃えられている。
この独自に開発された“プライム グレイン レザー”は、最高級の名のとおりトスカーナ産のベジタブルタンニンレザーと遜色のない仕上がりを誇っている。大きめなのが特徴的な天然シボの銀面は多分にオイルをふくみ、厚みあるヌメはふんわりと柔軟だ。手で触れば「キュキュッ」とハリのある鳴きをあげるのも上質の証。表面に浮いたシボは多少の傷なら吸収して目立たせないという点も日常づかいに適しているといえよう。もちろん、使い込むほどに革は持ち主の使い方に合わせ経年変化し味わいを増す。
牛の背部分を中心に傷のない良質面を最大限に切り出すという贅たくな使い方ゆえ、余剰も多いが価格面にはそれを感じさせない。それでいて、ここまでつくり込まれていながら、決して主張が過ぎないのがいいところ。持つひとの個性を引き立てるべく静かにたたずむ。まさに日本製の”上質”がここにある。
エルゴポックと3ブランドが協賛するプレミアムイベント
「4Brands」開催!
ものづくりの伝統、最上の使い心地、そして時代性を取り入れたデザインによる「持つよろこび」。エルゴポックと共通の感性と哲学をもつ、異なる分野の3つのブランドが共催するプレミアムイベント「4Brands」。期間中は、スタイリスト櫻井賢之さんによる4ブランドスタイリング提案や、各ブランドの新作を見ることができる。来場者には、すてきな限定プレゼントをご用意。ぜひご参加を!
参加ブランド|
エルゴポック http://www.hergopoch.com
BMW http://www.bmwgroup-studio.jp/
ベル&ロス http://www.bellroth-japan.com
ロゼスト http://www.rrozestt.co.jp
会期|2010年11月9日~14日
時間|11:00~20:00 (土・日は、18時まで)
会場|BMW Group Studio 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウ サウスタワー1F
入場|無料
4Brands イベント事務局(キヨモトNC事業部内)
Tel. 03-5843-9011
イベントは大盛況のうちに終了いたしました。 たくさんのご来場ありがとうございました。