見る者の感性が試される、紳士靴の“博覧会”「JAPAN靴博2015」開催中|ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S|イセタンメンズ
旬のデザイナー&ブランドによる掛け値なしのデザイン勝負!
紳士靴の“博覧会”「JAPAN靴博2015」ついに開催
日本を代表する靴クリエイターとブランドが集結して、夢と技がこもった特別な靴を発表する「JAPAN靴博2015」が伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴でついにスタート。10月28日の初日から大好評で、11月25日(水)から銀座三越、12月2日(水)から福岡・岩田屋での巡回展も決定した。
Photographs by KOBAYASHI TakashiText by KAJII Makoto (OPENERS)
購入者にはサイン入りシートをプレゼント
日本を代表する靴デザイナーから、優秀なファクトリーブランド、ビスポークブランドなど錚々(そうそう)たる顔ぶれにくわえて、靴デザイナーを目指す学生の作品も4足登場した「JAPAN靴博2015」。
「今回の靴博は、デザイナーやブランドに対してこちらからのディレクションは一切なく、掛け値なしのデザイン勝負です。その呼びかけに賛同していただいた方が、挑戦したかった靴を出展しています。思い思いの“靴の解釈”をまずご覧ください。そして、靴の解説はあえて多くは書いていないので、実際に手にとって触れて、なにかを感じていただければ。先入観なしに靴を見ていただいて、ご自身の感想をもっていただければ幸いです」。10月28日の初日、イセタンメンズのバイヤーはそう語った。
出展の靴の下には靴形のシートがあり、そこにデザイナーが思い思いのコメントを残しているのも見どころ。購入者にはそのサイン入りシートがプレゼントされる。
前回の記事では紹介できなかった靴を紹介
「KIDS LOVE GAITE(キッズラブゲイト)」のモデル「W MONK STRAP SHOES」は、ブランドの顔ともいえるダブルモンクストラップシューズをベースに、通常のコレクションでは実現できなかったこだわりを詰め込んだ仕様で登場。本革を積み上げる特別な仕様で、クレープソールと同様の厚みを再現したレザーソール、伝統工芸品でもある印伝革を採用したアッパーなど、じつに手にとってみたくなる逸品だ。
“TOKYO”をテーマとし、現在進行形のトウキョウを表現したという「CERVINO(セルビノ)」のモデル「モンクスニーカー」。高層ビルやネオンなどの都会の顔のみならず、神社仏閣といったエスニックな歴史的背景など、街のたたずまいや表情を意識的に取り入れて、素材感や組み合わせでトウキョウならではの軽妙さを演出している。
「SUN/kakke(サンカッケイ)」は、スウェーデン王室御用達である、バッグブランド「Bole」のタンナーによる皮を使用した靴を出展。エゾマツの樹皮と、近隣を流れるピタ川の水だけで鞣(なめ)されたそのマウンテンキャトル(山岳種の牛)の皮は、完全な天然鞣しのヌメ革で、年月を経ると独特の赤みを帯びて柔らかくなるため、経年変化が楽しめる。
さらに、デザイナー横尾直さんが手がける「Le Parrain(ルパラン)」の“長男”と“次男”や、「Marquess(マーキス)」がスーツに似合うエレガントなスリッポンスタイルを追求したモデル「NO NAME」、福田洋平氏による「Yohei Fukuda(ヨウヘイフクダ)」モデル「Crimson」など、靴のプロが見てもうなるマスターピースが満載だ。
<JAPAN靴博2015 出展者・社>
bibliotek、COLUMBUS、DAITA KIMURA、Desertic、ENTOAN、HIROSHI TSUBOUCHI、H? Katsukawa From Tokyo、JOJO、JOLI、Kids Love Gaite、MADRAS、makoto taguchi、Marquess、MIHARAYASUHIRO、Nao Yokoo、Otsuka、PERFETTO、REGAL、Salon、SCOTCH GRAIN、SNTORII、SPINGLE MOVE、SUN/kakke、UNION IMPERIAL、YOHEI FUKUDA、吉見鉄平、康澤民
「JAPAN靴博2015」
期間|2015年11月10日(火)まで開催中
伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴売場
東京都新宿区新宿3-14-1
伊勢丹新宿店
Tel. 03-3352-1111(大代表)
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